沖縄グルメガイド:アメリカン琉球風が育てた島の味

沖縄グルメは、琉球の伝統と戦後のアメリカ文化が重なり合って生まれたものです。主役は沖縄そば、海ぶどう、タコライス、そしてA&Wのハンバーガーの4つです。
アメリカン琉球風:沖縄の食文化を形づくる2つのルーツ
沖縄の食卓には、ポークたまごおにぎりとタコライスが並んで登場します。「アメリカン琉球風」と呼ばれるこの混血の味には、はっきりした2つのルーツがあります。ひとつは琉球王国時代に中国や東南アジアとの交流で根づいた豚肉料理と海藻の食文化、もうひとつは戦後、米軍基地とともに入ってきたランチョンミート、チーズ、ファストフードです。
そのため、沖縄で食事をすると不思議な取り合わせに出会います。古民家でかつお出汁の沖縄そばを味わい、通りを一本隔てたレトロなドライブインではルートビアを売っている、といった具合です。この線引きを知っておくと、同じ島なのに看板料理がこれほど違う理由がわかります。
| 4大ソウルフード | 価格の目安 | 代表的なお店と所在地 |
|---|---|---|
| 沖縄そば | 1杯 約¥600〜900 | Okinawa Soba EIBUN(那覇・壺屋)、首里そば(那覇・首里) |
| 海ぶどう | 1人 約¥1,000〜2,000 | 元祖海ぶどう 本店(恩納村)、海ん道(糸満) |
| タコライス | 1食 約¥1,000前後 | キングタコス(金武町)、JAM’S TACOS(那覇・国際通り) |
| A&Wのハンバーガー | 1人 約¥1,000〜1,500 | A&W 牧港店(浦添)、A&W 美浜店(北谷・アメリカンビレッジ) |
4大ソウルフード:沖縄そば、海ぶどう、タコライス、A&W
沖縄そばは100%小麦粉の太麺で、スープはかつおと豚骨でじっくり煮出します。海ぶどうは「グリーンキャビア」と呼ばれる名産の海藻で、噛むとぷちぷちと弾ける食感が楽しめます。タコライスはメキシコのタコスの具をご飯にのせた料理で、発祥は金武町の米軍基地の街です。
A&Wは、日本では沖縄にしかないアメリカンファストフードのチェーンで、ルートビアは店内飲食ならおかわり自由です。この4つがそろえば、沖縄で最も印象的な味の名刺代わりになります。本記事の後半で紹介する21店も、この4つが軸です。
どう回る?那覇・中部・北部のグルメマップ
沖縄の名店は広い範囲に点在しています。那覇市内には沖縄そば、タコライス、市場グルメが集まり、ゆいレールだけでも十分に食べ歩けます。中部の浦添や北谷はアメリカンな味が集まるエリアで、A&WやBLUE SEALの代表店はここにあります。
恩納村や名護などの北部は海ぶどうとアグー料理の本場で、南部の糸満・南城には海ぶどうの農園や沖縄天ぷらのお店があります。那覇市内を除くと、ほとんどの店は車での移動が必要になるため、旅程を組む際はまず移動手段を決めておきましょう。
沖縄で食べたい郷土料理は?沖縄そばと海ぶどうの名店6選
まずは沖縄を最もよく表す2つ、沖縄そばと海ぶどうから始めましょう。
進化系沖縄そば:Okinawa Soba EIBUN
沖縄そばは「そば」とつきますが、蕎麦ではなく100%小麦粉の太麺です。スープは主にかつおと豚骨で煮出し、あっさりとして重くありません。那覇市壺屋にあるEIBUNは、この伝統を「進化系沖縄そば」へ押し上げた代表的なお店です。
定番の味のほか、パクチーやカレー、冷製などの新しいバリエーションもあり、生麺ならではの弾力は一般的な乾麺の店とはっきり違います。本店の営業時間は11:00〜20:00(L.O. 19:30)で、定休日は店の公式Instagramの告知に従ってください。人気で行列ができやすいため、早めの到着がおすすめです。
- 🍜 おすすめメニュー:BUNBUN沖縄そば、軟骨ソーキそば
- 💰 価格:公式サイトによるとメニューは季節や仕入れで変わるため、最新の価格は店の公式Instagramで確認してください。1人 約¥1,000前後
- 🚉 アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約12分、壺屋やちむん通りのそば
アグー豚の沖縄そば:百年古家 大家
大家は名護にある築百年の沖縄古民家にあります。赤瓦の屋根と木造の回廊、日本庭園や人工の滝が調和した、本島北部で最も雰囲気のよい沖縄そばの名店で、美ら海水族館との往復ルートに組み込まれることも多いお店です。
看板は、沖縄のブランド豚「アグー豚」でだしをとった沖縄そばで、スープは甘みがあって脂っこくありません。食事時は混雑し、公式サイトはオンライン予約制なので、出発前に予約を入れておくことをおすすめします。
- 🍜 おすすめメニュー:アグー豚の沖縄そば、アグー豚のしゃぶしゃぶ
- 💰 価格:沖縄そば ¥1,450〜2,350、御膳セット ¥1,950〜
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約1時間30分、名護市中山にあり、駐車場完備
軟骨ソーキそば:そば処 楚辺
楚辺(正式な店名は「楚辺そば」)は、戦後に建てられた伝統的な民家を改装して2009年に開業しました。畳の座席と古い家具で、沖縄のおばあの家で食事をしているような気分になれます。観光客向けの雰囲気は薄く地元の常連が多い、生活感の残る数少ない那覇の沖縄そば店です。
看板は「とろけるほど」煮込んだソーキで、あっさりしたかつお豚骨スープとよく合います。注文の際は「三枚肉(豚バラ)」か「ソーキ(スペアリブ)」から選べます。テーブルには特製の泡盛唐辛子「コーレーグス」が置かれていて、数滴垂らすと風味ががらりと変わります。
- 🍜 おすすめメニュー:軟骨ソーキそば、三枚肉の沖縄そば
- 💰 価格:沖縄そば ¥1,000、軟骨ソーキそば ¥1,350、三星盛り合わせ ¥1,350、現金のみ
- 🚉 アクセス:那覇市楚辺2-37-40、ゆいレール壺川駅から徒歩約10分、無料駐車場40台。営業時間は11:30〜21:00(L.O. 20:00)、正月と旧盆以外は無休
手打ちのかつお出汁そば:首里そば
首里そばは首里城の近くにあり、戦後の首里の名店「さくら屋」の手打ちの配合を受け継いでいます。手打ちの麺は断面が不揃いで噛みごたえがあり、スープは豚骨をほとんど使わない澄んだかつお出汁です。味は清らかで上品、濃厚系の沖縄そばとは別の方向性です。
公式サイトには「売り切れ次第終了」と明記されており、毎日数量限定で、昼を過ぎると売り切れるおそれがあります。食べたい場合は必ず正午前に到着して並んでください。定休日は木曜と日曜です。店内の席数は多くなく、食事のテンポも早めなので、首里城観光の前半に昼食として立ち寄るのに向いています。
- 🍜 おすすめメニュー:首里そば(三枚肉とソーキ付き)、炊き込みご飯
- 💰 価格:公式サイトに価格の記載はなく、現地で確認してください
- 🚉 アクセス:ゆいレール首里駅から徒歩約10分
海ぶどう丼:元祖海ぶどう 本店
海ぶどうは「グリーンキャビア」と呼ばれる沖縄名産の海藻で、噛むとぷちぷちと弾け、潮の旨みが口の中に広がります。元祖海ぶどうは、恩納村の万座毛周辺活性化施設の2階に移転しており、お店の説明では「海ぶどう丼」の発祥店だそうです。
丼は、酢飯に海ぶどうをのせ、とろろ、ウニ、いくらを添えたもので、ひと口ごとに豊かな層の味わいが楽しめます。
- 🍚 おすすめメニュー:海ぶどう丼、海ぶどうの天ぷら
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜2,000
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約1時間、恩納村にあり、万座毛の近く
採れたての海ぶどう:海ぶどう農園 海ん道
海ん道は沖縄南部の糸満市にある、一般公開されている海ぶどうの観光養殖農園です。養殖の水槽を見て育ち方を知り、採れたてを食べられるので、子ども連れにもよく受け入れられています。
ここの隠れた名物は「生海ぶどうソフトクリーム」(¥580)で、塩気のあるぷちぷちの粒とミルクのアイスが意外なほどよく合います。那覇から車で約40分なので、南部の海岸線ドライブに組み込むのに向いています。
- 🍦 おすすめメニュー:生海ぶどうソフトクリーム(¥580)、採れたての海ぶどう
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜2,000
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約40分、糸満市にあり
沖縄グルメのおすすめ店:タコライス、A&W、ステーキの7選
続いては、沖縄で最もアメリカの血を感じられる組み合わせ、タコライス、A&W、ステーキです。
オムタコライス:タコライスcafe きじむなぁ
タコライスは、メキシコのタコスの具(ピリ辛のひき肉、レタス、チーズ、トマト)を熱いご飯にそのままのせた沖縄のB級グルメです。在日米軍が集まる金武町で生まれ、今では島全域の日常食になっています。
きじむなぁは「オムタコライス(Omutaco)」の発祥店で、ピリ辛のタコライスの上にとろとろの半熟オムレツをかぶせます。卵の甘い香りが辛さをやわらげるので、子どもでも食べられます。アメリカンビレッジ周辺をはじめ、ほかの地域にも支店があります。
- 🍛 おすすめメニュー:オムタコライス(Omutaco)
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜2,000
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約40分、アメリカンビレッジ周辺に大型駐車場あり
元祖タコライス:キングタコス 金武本店
タコライスは1984年、儀保松三さんが金武町キャンプ・ハンセンのゲート前にある「パーラー千里」で考案しました。キングタコスはこの流れをくむチェーンで、本店は同じ米軍基地の街の通りにあります。通り全体に今も色濃く米軍基地の街の雰囲気が残っており、壁のグラフィティや英語の看板も見どころです。
一番の売りは特大ボリュームで、ひき肉とチーズがパックからあふれそうなほど入っており、1食で2人がお腹いっぱいになります。伝統的で濃厚なアメリカンスタイルなので、しっかりした味が好きな人は一度は訪れてみてください。
- 🍛 おすすめメニュー:タコライスチーズ野菜
- 💰 価格:1食 約¥1,000以内
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約1時間、金武町にあり
手作りタコスシェル:JAM’S TACOS 国際通り店
タコライスのために中北部まで車を走らせたくない場合、国際通りにあるJAM’S TACOSが最も便利です。店内はおしゃれなカフェ風で、昔ながらの米軍基地の街スタイルのタコライス店とはまったく異なります。
ここのタコスシェルは店内で手作りし、揚げたてなので、サクサク感がはっきり違います。タコライスのひき肉は味付けがさっぱりしていて重くなく、量も多すぎません。年中無休で夜9時まで営業しており、国際通り周辺で時間帯を選ばずに入れる数少ないタコスのお店です。
- 🌮 おすすめメニュー:手作りタコス、タコライス
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜2,000
- 🚉 アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約4分、国際通り沿い
レトロなドライブインのハンバーガー:A&W 牧港店
A&Wは沖縄限定のアメリカンファストフードチェーンで、日本では沖縄でしか味わえません。ブランドは1919年にアメリカで創業し、1963年11月1日に北中城村屋宜原で沖縄1号店をオープンしました。以来、地元の人々の共通の思い出となっており、看板は店内で毎日おかわり自由のルートビアです。
牧港店の見どころは、巨大なアメリカンレトロのガソリンスタンド型ドライブイン(Drive-in)です。車を駐車スペースに停めてボタンで注文すると、店員が車まで運んでくれます。公式サイトには現在、ドライブインのサービスに一部制限があると記載されているので、出発前に確認することをおすすめします。屋外にはキッズ向けの遊び場もあり、古きよきアメリカの雰囲気たっぷりです。
- 🍔 おすすめメニュー:The A&W Burger、カーリーフライ(Curly Fries)、ルートビアフロート
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜1,500
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約25分、浦添市牧港にあり
アメリカンビレッジの海辺のハンバーガー:A&W 美浜店
美浜店は北谷町のアメリカンビレッジにあり、ハンバーガーを食べたあとは少し歩くだけでショッピングや観覧車、サンセットビーチの夕日も楽しめます。アメリカンな異国情緒をまとめて味わえる組み合わせで、夕方の時間帯が最も雰囲気がよいです。
看板のThe A&W Burgerは、黒糖豚肉のスライス、ビーフパティ、オニオンリング、濃厚なクリームチーズをはさんでおり、ボリュームに存在感があります。那覇の国際通り松尾店は入口の2階にあり、ガラス窓から街並みを見下ろせます。那覇空港店はターミナル3階にあり、帰る前にもう一食追加したいときに向いています。
- 🍔 おすすめメニュー:The A&W Burger、カーリーフライ
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜1,500
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約40分、アメリカンビレッジに駐車場あり
沖縄系ラーメン:通堂 小禄本店
沖縄には沖縄そばだけでなく、地元で絶大な人気を誇るラーメンブランド、通堂もあります。小禄本店は那覇空港からとても近く、帰る前の最後の一食に組み込む旅行者も多く、荷物を引きながらでも歩いて行けます。
看板は2種類あります。豚骨系の「おとこ味」はスープが濃厚でしっかりしており、「おんな味」は県産の地鶏と県産の豚骨を合わせた塩味のスープで、やさしくすっきりしています。現金のみです。店内では沖縄風の焼き餃子とチャーハンも提供しており、人数が多いときはシェアして頼めます。短時間で食べ終えてから飛行機に向かうこともできます。
- 🍜 おすすめメニュー:おとこ味、おんな味
- 💰 価格:1杯 約¥800〜1,000
- 🚉 アクセス:ゆいレール小禄駅から徒歩約2分、イオン那覇店の向かい
老舗の沖縄ステーキ:ジャッキーステーキハウス
沖縄には「お酒を飲んだあとの締めにステーキを食べる」という独特の習慣があり、ジャッキーステーキハウス(Jack’s Steak House)はそのステーキ文化の代表格です。1953年の創業以来、店内は今もアメリカの昔ながらの食堂らしい赤いソファのボックス席です。
看板のテンダーロインステーキ(Tenderloin Steak)にはスープ、サラダ、パンが付き、テーブルにあるA1ソースで食べるのが定番です。定休日は毎週水曜(ほかに元日と旧暦7月15日も休み)で、現地で並ぶことが多いため、週末の夕食時間帯を避けるか、午後のすいている時間帯に行くことをおすすめします。
- 🥩 おすすめメニュー:テンダーロインステーキ、店特製サラダ
- 💰 価格:テンダーロインステーキはS/M/Lの3サイズ。公式サイトによると価格は4月に改定されたため、最新の価格は店内のメニューで確認してください。1人 約¥3,000〜5,000
- 🚉 アクセス:ゆいレール旭橋駅から徒歩約8分
沖縄のストリートフードと市場:那覇の手頃なグルメスポット6選
最後は、予約不要でふらりと食べられる市場やストリート系です。
ポークたまごおにぎり:ポークたまごおにぎり本店 牧志市場店
ポークたまごおにぎりは沖縄の国民的な朝ごはんです。香ばしく焼いたランチョンミートとふわふわの厚焼き卵を、海苔とご飯で四角く包みます。
ランチョンミートの塩気と厚焼き卵のやさしい甘みで、ひと口で2つの味わいが楽しめます。牧志市場店には、魚フライやチャンプルーなどの限定メニューもあります。牧志市場店は第一牧志公設市場の隣にあり、朝は行列ができることが多いため、9時前に着くと余裕を持って買えます。
- 🍙 おすすめメニュー:定番ポークたまごおにぎり、エビタル(海老タルタル、¥750)
- 💰 価格:定番 ¥450、トッピング付き ¥550、特別・限定メニュー ¥750〜850
- 🚉 アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約9分
市場の持ち上げ:第一牧志公設市場
「沖縄の台所」と呼ばれる第一牧志公設市場は、約4年にわたる建て替えを経て、2023年3月19日に元の場所でリニューアルオープンしました。1階には生鮮の売り場が集まり、2階は飲食フロアで、毎月第4日曜が定休日です。
名物は「持ち上げ」と呼ばれる調理サービスです。1階でヤコウガイ、イラブチャー(ブダイ)、伊勢海老、石垣牛などを選び、2階の食堂に持ち込んで調理してもらいます。調理代金は店や食材によって異なるため、注文前によく確認しておくと安心です。予算が限られている場合は、海産物を1〜2品だけ買って定食を追加で頼む方法もあります。
- 🦐 おすすめメニュー:ヤコウガイの持ち上げ調理、イラブチャーの刺身
- 💰 価格:食材費は別途、調理代金は各店の規定による
- 🚉 アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約9分
屋台めぐり:国際通り屋台村
国際通り屋台村は、21軒の居酒屋やグルメの屋台で構成され、オリオンビールの赤提灯が一面に掛かっています。那覇で最も気軽に楽しめる屋台村で、ひとりでも気後れせず、言葉が通じなくても指さしで注文できます。
各店のカウンター席は数席ずつで、串焼き、アグー豚、にぎり寿司、沖縄の家庭料理を順番に食べ歩けます。1軒で1〜2品を頼んで次の店に移るのが最も楽しめる回り方です。夜7時以降が最もにぎわい、中央広場には共有の席があるので、人が多くても相席できます。
- 🍢 おすすめメニュー:アグー豚の串焼き、沖縄チャンプルー
- 💰 価格:1人 約¥1,000〜3,000
- 🚉 アクセス:ゆいレール牧志駅から徒歩約4分
沖縄の国民的アイスクリーム:ブルーシール 牧港本店
BLUE SEALは1948年、米軍基地に乳製品を供給する工場として始まり、1963年に浦添市牧港で基地の外初の店舗をオープンしました。それが現在の牧港本店です。ブランドのスローガン「Born in America, Raised in Okinawa」は、まさにこの生い立ちを表しています。
店内はアメリカンなダイナー風のボックス席で、アイスクリームのほかにフロート飲料やアップルパイもあります。おすすめのフレーバーは紅芋、塩ちんすこう、沖縄バニラで、中でも紅芋の自然な甘みが最も沖縄らしく、持ち帰りのお土産としても一番人気です。
- 🍦 おすすめメニュー:紅芋アイスクリーム、塩ちんすこうアイスクリーム
- 💰 価格:店舗とサイズによって異なるため、現地で確認してください
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約25分、浦添市牧港にあり
焼きたて紅芋タルト:御菓子御殿 国際通り松尾店
御菓子御殿 松尾店は外観が首里城をモチーフにした朱色の宮殿風で、国際通りで最も見つけやすい建物のひとつです。看板は毎年受賞を重ねている元祖紅芋タルトで、沖縄産の紅芋でつくる餡は甘さが控えめです。
店内には大きなガラス張りの見学窓があり、紅芋タルトが餡を絞るところから焼き上がるまでの工程をすべて見られます。2階には飲食スペースもあり、紅芋ソフトクリームや沖縄風の定食をいただけるので、街歩きに疲れたときの休憩にも最適です。
- 🍠 おすすめメニュー:元祖紅芋タルト、紅芋ソフトクリーム
- 💰 価格:元祖紅芋タルトの価格は入数によって異なるため、店内の表示に従ってください
- 🚉 アクセス:ゆいレール県庁前駅から徒歩約8分
揚げたて沖縄天ぷら:中本鮮魚てんぷら店
沖縄の天ぷらは本土のものとまったく違い、衣が厚くて、それ自体に塩味があるため、タレをつけずにそのまま食べます。値段はお菓子感覚といえるほど安く、地元の人が午後3〜4時に決まって食べるおやつです。
南城市の奥武島にある中本鮮魚てんぷら店は、最も有名な1軒です。揚げたての魚、イカ、アーサ(海苔)の天ぷらを買い、堤防に座って海を眺めながら食べるのが定番の光景です。休日は行列がかなりできるため、平日に行くのがおすすめです。
- 🍤 おすすめメニュー:イカの天ぷら、アーサの天ぷら、魚の天ぷら
- 💰 価格:価格は現地で確認してください。営業時間は季節により変わり、約10:30〜18:00、毎週木曜定休(木曜が祝日の場合は前日が休み)
- 🚉 アクセス:那覇市内から車で約40分、南城市奥武島にあり
沖縄グルメ旅のコツ:注文、ドライブ、空振りの回避
沖縄そばの頼み方は?三枚肉とソーキの違い
沖縄そばの具は主に2種類に分かれます。「三枚肉(豚バラ)」は、皮付きで脂身の入った豚バラ肉を柔らかく煮込んだもので、コクのある味わいです。「ソーキ(スペアリブ)」はさらに2種類あり、「軟骨ソーキ」は軟骨ごととろけるまで煮込んだもの、「本ソーキ」は骨付きの大きなスペアリブです。

どちらにするか決められない場合は、両方がのった盛り合わせを頼めます。テーブルには通常、泡盛唐辛子「コーレーグス」が置かれていて、スープに1〜2滴垂らすと味が引き締まりますが、辛さはかなり強いので、初めてのときは少量から試してください。また、沖縄そばの店はつけダレを出さないところがほとんどで、スープが主役です。
車と運転代行:沖縄グルメ旅の現実的な問題
沖縄の名店は那覇、中部、北部、南部に点在しており、那覇市内以外はほとんど車で行く必要があります。繁忙期はレンタカーがすぐに売り切れることが多いので、旅程が決まったらまず車を予約し、日本語の翻訳文付きの免許証が必要かどうかも確認してください。
栄町市場や屋台村でお酒を飲む場合は、日本では飲酒運転に対して厳しい処罰があり、同乗者まで罰せられる場合があることに注意してください。お酒を飲む夜は、ゆいレールやタクシーに切り替えるか、沖縄でよく普及している「運転代行」サービスでホテルまで車を運んでもらいましょう。
空振りを避ける:沖縄の名店の営業リズム
沖縄そばの名店には、昼のみの営業で売り切れ次第閉店するところが少なくありません。首里そばのような数量限定の店は公式サイトに売り切れ次第終了と明記されているので、食べたい場合はその日の最初の1軒に組み込んでください。
また、個人経営の店の多くは不定休で、平日に休む店の割合も低くありません。連休や夏休みの繁忙期には席が取れないこともよくあります。出発前日に各店のSNSや公式サイトのお知らせを確認し、「代わりの店」も調べておくのが、沖縄グルメ旅で最も気楽な方法です。また、沖縄ではランチタイムが早く終わり、14:30前後から休憩に入る店も多く、夕食は17:30以降に再開する店がほとんどです。
沖縄グルメツアーと料理教室:予約できる体験まとめ
那覇市場グルメガイドと歩く:地元の人と公設市場を食べ歩き
地元ガイドの案内で、国際通りを出発して第一牧志公設市場と平和通りを巡ります。道中でポークたまごおにぎり、沖縄天ぷら、市場のお惣菜を試食しながら、食材の食べ方を解説してもらえる約2〜3時間のコースです。
このツアーは言葉の壁や選び方の悩みを解消してくれるので、魚の種類、海藻、漬物の食べ方を知ることができます。沖縄到着初日のウォーミングアップに向いており、その後あらためて自分で食材を買いに戻ることもできます。集合場所は国際通りか県庁前駅付近が多く、交通も便利です。
沖縄家庭料理の料理教室:ゴーヤーチャンプルーを手作り
教室は那覇市内の教室や民家で開かれることが多く、ゴーヤーチャンプルー、沖縄そば、ポークたまごおにぎりなどの家庭料理を教わります。約2〜3時間で、食材代と試食が含まれ、レトルト食品を買うよりも満足感があります。先生が代わりに使える食材も説明してくれます。ほとんどの教室で数日前までの予約が必要で、ベジタリアンや豚肉を食べない方はその旨を伝えられます。レシピカードや沖縄の調味料をプレゼントしてくれる教室もあり、子ども連れの家族にも向いていて、雨の日の代替プランにもなります。
泡盛酒造の見学と試飲:沖縄の島酒文化にふれる
泡盛はタイ米と黒麹菌でつくる沖縄の蒸留酒で、3年以上熟成させたものは「古酒(クース)」と呼ばれます。那覇とその周辺には見学を受け付けている酒造がいくつかあり、麹室や甕蔵を見学して、さまざまな年代のお酒を試飲できます。
見学は予約が必要なことが多く、中国語や英語の資料を用意している酒造もあります。注意したいのは、試飲後は絶対に運転してはいけないことです。タクシーや運転代行を利用するか、宿泊するホテルから徒歩で行ける範囲に予定を組むことをおすすめします。お酒を飲まない人も参加でき、多くの酒造にノンアルコールの飲み物と売店があるので、気に入ったお酒をそのまま持ち帰れます。
沖縄ドライブのレンタカープラン:名店を1本のルートにつなぐ
本記事で紹介した中北部の名店を食べ尽くすなら、レンタカーがほぼ唯一の方法です。那覇空港周辺のレンタカー会社の多くは、送迎バスで営業所へ向かって車を受け取る方式で、繁忙期(夏休み、連休、桜と海開きのシーズン)には1〜2か月前に売り切れることもよくあります。
海外の運転免許証で日本でレンタカーを借りるには、別途、日本語の翻訳文を用意する必要があります。この点は、欧米の国際免許証の制度とは異なるため、出発前に必ず関係機関で手続きを済ませておいてください。また、沖縄の高速道路とETCカードのレンタルプランは本土と異なるため、車を受け取る際によく確認しましょう。

いただきます!沖縄の4大グルメを旅程に組み込もう

2泊3日で沖縄の4大グルメを食べ尽くすには?
1日目は到着後、那覇にとどまります。昼はEIBUNか楚辺で沖縄そばを食べ、夕方は第一牧志公設市場を歩き、夜は国際通り屋台村か栄町市場で2軒目に向かいます。2日目は中部へ。A&W 牧港店でブランチをとり、アメリカンビレッジのきじむなぁでタコライスを済ませ、途中でBLUE SEALにも寄ります。

3日目は北部か南部の二択です。北部なら名護の百年古家 大家と恩納村の元祖海ぶどう 本店、南部なら糸満の海ん道 農園に奥武島の中本鮮魚てんぷら店を組み合わせます。この回り方なら、4大ソウルフードをすべて味わえます。
車なしでも食べられる:那覇市内のグルメリスト
レンタカーがなくてもあきらめる必要はありません。ゆいレール沿線だけで、EIBUNの進化系沖縄そば、首里そばの手打ちそば、JAM’S TACOSのタコライス、通堂のラーメン、ジャッキーステーキハウスのステーキ、さらに公設市場や屋台村の市場グルメが食べられます。
唯一対応が難しいのは、海ぶどうの産地とA&Wの特色ある支店です。前者は市場店のポークたまごおにぎりで代用でき、後者は国際通り松尾店や那覇空港店から選べます。これらの店をつなげば、2日間でも十分に満足できます。
周辺の宿泊のご提案
沖縄グルメは那覇市内の国際通りと牧志エリアに集中しており、ゆいレール牧志駅周辺なら、公設市場、屋台村、沖縄そばの店まで徒歩で行けます。牧志駅から県庁前駅の間に泊まれば、夜の2軒目も早朝の食べ歩きも便利です。車で北部や中部の名店へ向かう予定なら、那覇空港や高速のインターチェンジに近いホテルを選ぶのもよい方法です。

