京都・嵐山の紅葉ガイド2026:嵯峨野の紅葉巡りルート完全ガイド

嵐山の紅葉ガイド総まとめ
嵐山は京都の秋を代表する紅葉の名所で、渡月橋、常寂光寺、竹林の小径が結ばれて定番の「嵯峨野紅葉巡りルート」になっています。毎年、紅葉と古刹が織りなす絶景の秋を楽しもうと、多くの観光客が訪れます。
2026年の紅葉のベストシーズンは、11月下旬から12月上旬と予想されていますが、近年は暖かい気候のため、見頃が年々遅くなる傾向にあります。出発の1〜2週間前に、最新の紅葉情報を確認することをおすすめします。
全行程は歩く難易度が高くなく、地形もなだらかで、半日から1日の旅程に向いており、京都を自由に旅するなら必ず訪れたいスポットです。

2026年 嵐山の紅葉見頃予想:11月24日前後、渡月橋と常寂光寺の回り方
ウェザーニューズが2026年9月3日に発表した第一回紅葉見頃予想では、京都・嵐山の見頃は11月24日前後と予想されており、今秋は全国的に気温が高く、見頃は例年より遅くなる傾向です。出発の1〜2週間前に最新の予想をご確認ください。見頃が遅れる場合は、渡月橋と竹林の小径を午前に、常寂光寺や二尊院などの寺院は9:00の開門後に訪れるように組むとよいでしょう。
2026年 嵐山の紅葉ルートの計画
定番の嵯峨野紅葉巡りルート:阪急/JR/嵐電の駅→渡月橋(朝の人のいない景色を撮影)→竹林の小径(朝の人のいないバージョン)→常寂光寺(9:00開門)→二尊院(徒歩10分)→嵐山大通りでランチ、と1日で秋色の精華を堪能できます。体力に余裕のある方は、大覚寺や祐斎亭などの穴場に足を延ばすこともできますが、定番ルートと同じ日にすると旅程が窮屈になるため、別の1日を充てることをおすすめします。人混みを避けるため、8:30前に嵐山に到着して人のいない景色を撮影することを強くおすすめします。午前のやわらかな光で撮影し、午後に人が増えたら天龍寺の方丈などの屋内スポットに切り替えると、動線がよりスムーズです。
嵐山の紅葉シーズンに役立つ回避のヒント
紅葉の最盛期は嵐山周辺の道路が麻痺するため、バスや車での移動は避け、JR山陰本線(嵯峨嵐山駅)または阪急嵐山線に乗って渋滞を避けてください。
嵯峨野トロッコ列車に乗る場合は、出発の1か月前に予約が開始されたら、嵯峨野観光鉄道の公式サイトでチケットを確保することをおすすめします。常寂光寺と二尊院は石段が急なので、すべりにくいスニーカーを履いてください。
出発前に各スポットの開館時間と最終入場時間を確認してください。一部の寺院は16:30以降は入れなくなるため、旅程を組むときは余裕を持たせてください。

嵐山の紅葉アクセスガイド:京都市内からの行き方を徹底解説
JR山陰本線:京都駅からの第一候補
京都駅からJR嵯峨野線(山陰本線)に乗れば、JR「嵯峨嵐山駅」まで直通で、下車するとすぐ着きます。運賃は片道約240円、所要時間は約20分で、乗り換えは一切不要です。京都駅周辺の宿から出発する場合にもっとも速くて便利なルートで、3つの交通手段のなかでは比較的人が分散する選択肢でもあります。
下車後は案内表示に従って歩けば、渡月橋や竹林の小径などの中心スポットに行けます。駅構内にはコインロッカーがあり、荷物が多い場合はいったん預けて身軽に観光でき、帰りもそのままJRで京都市内に戻れます。
大阪や神戸など関西のほかの都市にも足を延ばす予定がある場合は、JR関西ワイドエリアパスとの併用も検討でき、嵐山とほかの旅程の移動をまとめて満たせて、1枚のチケットで関西全域を巡れます。
二尊院:静かな「紅葉の馬場」
二尊院は常寂光寺から徒歩約10分で行け、総門の先には広い石段の参道「紅葉の馬場」があり、モミジが交差して赤いじゅうたんのようになり、常寂光寺より開放的で静かで、観光客も少なめです。
拝観料は500円、開門時間は9:00〜16:30で、落ちたモミジを拾って黒い総門を背景に撮影でき、とても禅の趣があり、紅葉巡りのルートのなかでもっともゆっくりと秋の色を味わえる一か所です。
寺内には釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀られていることから「二尊院」と名づけられ、両側にはマツやサクラも植えられていて、写真愛好家にとって秘密の撮影スポットです。

天龍寺:世界遺産の庭園が嵐山を借景に
天龍寺は京都の臨済宗の重要な寺院で、600年以上の歴史をもつ世界遺産です。高僧・夢窓疎石が設計した「曹源池庭園」は嵐山と亀山を借景とし、日本で最初に国の「史跡・特別名勝」に指定された庭園のひとつで、秋の紅葉は絵のようです。
庭園の拝観は500円、諸堂の参拝は300円追加で、開門時間は8:30〜17:00です。主殿の「方丈」から庭園の全景や書画作品を鑑賞でき、嵯峨野ルートでもっとも歴史の深い中核スポットです。
天龍寺の北門は竹林の小径に直結しており、竹林の散策のあと、野宮神社の前に訪れるのがおすすめで、1日の動線でもっともスムーズにつながるポイントです。

宝厳院:天龍寺の塔頭で知られる夜の紅葉の名所
宝厳院は毎年かならず夜の紅葉を公開しているわけではないため、出発前にかならずその年の告知を確認し、公開期間とチケットの購入方法を確かめてください。
宝厳院は天龍寺の塔頭寺院で、庭園「獅子吼の庭」は嵐山を借景とし、巨石とモミジをたくみに配した造園で、紅葉シーズンに夜間ライトアップの拝観を行う数少ないスポットです。昼の渡月橋や常寂光寺の旅程と、昼と夜の二部構成で組み合わせることができます。
2025年の秋の特別拝観は、昼の拝観が大人700円、夜が1,000円でした。2026年の日程と料金は公式の告知に従ってください。昼に常寂光寺と二尊院を回りきったあと、夕方にあらためて宝厳院に戻り、夜の紅葉の姿を鑑賞するのがおすすめです。

竹林の小径と野宮神社:嵐山を象徴するイメージ
竹林の小径は天龍寺の北門と嵯峨野観光トロッコ列車の嵐山駅をつなぎ、全長約200m、無料で年中無休で開放されており、日本の国が選定する「残したい日本の音風景100選」のひとつです。両側の竹は高さ10m以上で、竹の影が揺れ、竹の葉がさらさらと鳴り、まるで仙境のようで、朝の人の少ない時間帯に訪れるのがおすすめです。道なりに進むと野宮神社に着き、珍しい黒木の鳥居があり、竹林と苔庭に囲まれて、『源氏物語』で光源氏と六条御息所が再会した場所で、縁結びの祈願の聖地とされています。境内の「亀石」の前で祈願すると、1年以内に願いがかなうといわれ、見学は無料で、開門時間は9:00〜17:00です。

保津川下り:400年の歴史をもつ水上の紅葉狩り
秋冬は船の座席が開放的なことが多いため、防寒着を持参し、濡れ対策に雨具も用意してください。
保津川下りは400年の歴史があり、亀岡から嵐山の渡月橋まで、全長16km、所要1.5〜2時間で、船頭が竿や櫂を操り、沿道の歴史を解説してくれます。
2026年の定期船は12月13日まで運航しており、料金と便は公式サイト(hozugawakudari.jp)の告知に従ってください。オンラインまたは電話(0771-22-5846)で予約できます。「嵐山のトロッコ列車で行き、保津川下りで帰る」が人気の組み合わせで、ネットでの予約をおすすめします。

嵯峨野観光トロッコ列車:紅葉のトンネルをのんびり進む
嵯峨野観光トロッコ列車は保津川渓谷に沿って走り、全長約7.3km、片道25分で、8つのトンネルを抜けます。レトロな木造の車両は昭和の風情があります。
嵯峨嵐山駅↔亀岡駅の片道運賃は大人880円、子ども440円で、9時ごろから1時間に1本、水曜は原則運休です(繁忙期は例外)。開放式の「5号車」は人気の景観席で、1か月前の予約開始のタイミングで、嵯峨野観光鉄道の公式サイトで予約することをおすすめします。
列車は沿線でスピードを落としたり、短時間停車したりして乗客が写真を撮れるようにしてくれ、歩かずに嵐山の渓谷の紅葉を気軽に楽しめる方法で、年配の方連れの家族旅行に向いています。

大覚寺:平安時代の離宮に隠れた紅葉の穴場
大覚寺はもともと平安時代の嵯峨天皇の離宮で、9世紀末に寺院に改められました。拝観は靴を脱いで回廊を歩く必要があり、園内の「大沢池」は日本最古の庭池のひとつで、中国の洞庭湖を模して造られ、1周約20分で、観月と夜の紅葉の名所としても知られています。
拝観料は大人500円、中学・高校生300円で、開門時間は9:00〜17:00です。ここは天龍寺や渡月橋周辺と比べて観光客が明らかに少なく、嵐山に何度も訪れたことがあり、人混みを避けて歴史の奥深さをじっくり体験したい旅行者にぴったりです。
JR嵯峨嵐山駅から徒歩約20〜30分です。

祐斎亭:水鏡の紅葉の秘境
嵐山の山のふもとにある祐斎亭は、隠れた紅葉の撮影スポットで、紅葉が黒漆のテーブルに映る「水鏡の紅葉」で知られ、亭内では染めの芸術が展示され、秋季限定で公開されます。
公開時間は10:00〜17:00で、事前予約制です。料金と予約方法は公式サイト(yusai.kyoto)をご覧ください。
常寂光寺や渡月橋などの定番スポットと比べると、祐斎亭は知名度が低く、穴場の秘境を探すのが好きな写真愛好家に向いています。

チケットとガイド
嵐山のスポットの多くは無料で開放されていますが、次のようなツアーやチケットを組み合わせると、紅葉狩りの旅がより安心で、より深いものになります:
嵐山散策ガイド:地元ガイドが案内するディープな旅
地元のガイドが渡月橋の由来、天龍寺の曹源池庭園、常寂光寺の歴史を紹介してくれ、嵐山の文化を深く知りたい旅行者に向いています。
所要時間は約2〜3時間で、主要な散策路と寺院参拝を含み、料金は人数や言語によって異なり、約2,000〜4,000円です。3日前までにKKdayまたはKlookで予約することをおすすめします。紅葉の繁忙期は枠がすぐ埋まります。
ガイドは、地図では調べられない地元の話を聞かせてくれるので、旅がより深いものになり、歴史や文化に興味のある旅行者に向いています。

嵯峨野観光トロッコ列車の乗車券:渓谷の紅葉トンネル体験
公式サイトの予約開始時刻は告知に従ってください。リマインダーを設定して、希望の席や時間帯を確保することをおすすめします。
嵯峨野観光トロッコ列車の乗車券は、嵯峨野観光鉄道の公式サイト(ars-saganokanko.triplabo.jp)で予約するか、各駅の窓口で当日券を購入できます。紅葉の繁忙期は瞬時に売り切れることが多く、開放式の5号車はとくに人気です。
公式のチケットが取れなかった場合は、KKdayやKlookなどのプラットフォームでトロッコ列車体験の1日ツアーを予約でき、旅行会社が座席を手配してくれるため、運に任せたくない旅行者に向いています。
嵐山の紅葉とあわせて知っておきたい宿泊のヒント

あわせて知っておきたい宿泊のヒント:京都駅か嵐山の温泉旅館か
嵐山の宿は日本式の温泉旅館が多く、独特の風情がありますが価格は高めで、早起きして渡月橋の朝霧を撮りたい人や、竹林を散策したい旅行者が近くに泊まるのに向いています。
嵐山は京都市内から車で約20〜30分で、宿泊しない場合は京都駅や烏丸四条に泊まれば、交通が柔軟で、清水寺や東福寺などの紅葉の名所にも回りやすく、初めて訪れる旅行者に向いています。
予算に余裕のある方は、嵐山の温泉旅館の露天風呂で紅葉を楽しむこともでき、紅葉狩りの旅にくつろぎの体験を加えられます。
紅葉の繁忙期は部屋の確保が難しいため、1〜2か月前までに予約して、希望の部屋タイプと価格を押さえることをおすすめします。
嵐山のおすすめグルメ:湯豆腐とうな重
嵯峨野の湯豆腐は嵐山の伝統料理で、老舗の多くは庭園の眺めがあり、懐石コースは約3,000〜5,500円です。天龍寺や竹林の小径の紅葉狩りの旅程のランチにぴったりです。
ミシュラン一つ星の広川のうな重は予約制で、事前の予約が必要です。渡月橋のたもとの% Arabicaのコーヒーや、嵐山大通りのコロッケ、焼き団子も体力を補う選択肢としておすすめで、沿道のお土産店では抹茶スイーツや京都限定のお菓子を購入できます。
食事のピーク時間帯は早めに行くか、先に電話で予約して長い待ち時間を避けるのがおすすめです。とくに休日の昼は行列の人出が多くなります。
嵐山の紅葉狩りのよくある質問
嵐山の紅葉のベストな時期はいつですか?
2026年の嵐山の紅葉のベストシーズンは11月下旬から12月上旬と予想されていますが、近年の気候変動により見頃が年々遅くなる傾向があります。出発の1〜2週間前に、その年の最新の紅葉情報サイトであらためて確認することをおすすめします。
嵐山は1日と半日のどちらがいいですか?
渡月橋、竹林の小径、天龍寺、常寂光寺、二尊院をじっくり体験したい場合は、丸1日を充てることをおすすめします。時間が限られる場合は、半日で竹林の小径と渡月橋に絞り、午後に京都市内のほかのスポットを組み合わせるのもよいでしょう。
嵐山の紅葉狩りで人混みを避けるには?
朝8:30前に嵐山に到着し、まず竹林の小径へ、常寂光寺は9:00の開門前に並ぶことを強くおすすめします。また、大覚寺や祐斎亭など比較的穴場のスポットを訪れ、東福寺や清水寺など人であふれる名所を避けることも検討できます。
保津川下りと嵯峨野トロッコ列車はどう選べばいいですか?
両者は体験の角度が異なります。トロッコ列車は保津川渓谷の8つのトンネルを抜けて走り、短時間で渓谷の景色を堪能したい旅行者に向いています。保津川下りは全行程1.5〜2時間で、水面により近く、渓谷や船頭の解説を深く味わいたい旅行者に向いています。定番の楽しみ方は「トロッコ列車で行き、川下りで帰る」です。
嵐山は年配の方や子ども連れでも楽しめますか?
渡月橋、竹林の小径、嵐山大通りは地形がなだらかで歩きやすく、年配の方や子どもに向いています。常寂光寺と二尊院は石段が急なので、すべりにくい歩きやすい靴をおすすめします。歩き疲れたら、嵐電嵐山駅の足湯で足を休めることもできます。



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