桜島の見どころ:鹿児島市街から15分で行ける活火山

桜島は鹿児島湾に浮かぶ、今も噴火を続ける活火山で、フェリーで15分で到着します。3〜5時間あれば見どころを一通り巡れます。

桜島:今も噴火を続ける成層活火山

桜島は今も噴火を続ける成層火山で、もともとは錦江湾(鹿児島湾)に浮かぶ離島でしたが、1914年の大正大噴火で流出した溶岩によって大隅半島とつながり、半島になりました。

鹿児島の人々にとって、桜島は日常の風景です。市街地には細かな火山灰がいつ降ってもおかしくなく、市は専用の「克灰袋」まで配布しています。旅行者にとっては、日本でもっとも気軽に間近で活火山に触れられる場所です。

湯之平展望所:一般の旅行者が行ける最高地点

湯之平展望所は標高約373mで、島内で一般の旅行者が行ける最高地点であり、旅程の視覚的なハイライトです。ここから北岳の火口の方向と、対岸の鹿児島市街を360度見渡せます。

これより上は火口周辺の警戒区域にあたります。入山規制は火山活動や気象庁の噴火警戒レベルに応じて変わりますので、どんなときも規制線を越えようとしないでください。

桜島フェリー:24時間運航する海上の通勤路線

鹿児島港と桜島港を結ぶ桜島フェリーは、所要時間約15分で24時間運航しています。日中は15〜20分に1本の運航で、時刻表を見ずにそのまま出発できるのが、この旅程のいちばん快適なところです。

フェリーには車ごと乗り込めます(車の長さによって料金が変わります)。SUNQ PASSも利用できます。船内には立ち食いうどんの店があり、地元の人だけが知っているちょっとした楽しみです。

桜島溶岩なぎさ公園:日本最大級の100mの足湯

桜島港から徒歩5〜8分の溶岩なぎさ公園には、長さ100mの日本最大級とされる無料の足湯があり、足を温めながら錦江湾と火山を眺められます。

現地ではタオルは提供されていませんので、持参するか、先に桜島ビジターセンターで購入しておきましょう。旅程の最後にフェリーを待つ間の時間をつぶすのにも最適な場所です。

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桜島へのアクセスは?フェリー、周遊バス、車での島一周をまとめて紹介

まずフェリーで島に渡り、そのあと周遊バスにするか車で巡るかを決めましょう。

鹿児島中央駅から鹿児島港のフェリー乗り場へ

「鹿児島中央駅」から市電または市営バスに乗って「水族館口」停留所(「水族館前」)まで行き、徒歩約5分で鹿児島港の桜島フェリーターミナルに着きます。市電は均一運賃(2026年8月1日から大人¥200、小児¥100)で、所要時間は約15〜20分です。

その日に天文館や仙巌園などの市内の観光スポットも回る場合は、市電の1日乗車券を購入すると、たいていは元が取れます。フェリーターミナル内にはコインロッカーがあり、大きな荷物をお持ちの方は先に預けてから島に渡れます。

鹿児島空港からは、空港バスで鹿児島中央駅まで行き、市電に乗り換えます。全行程は約1時間15分です。ターミナルのすぐ隣は鹿児島水族館なので、時間に余裕があれば旅程に組み込めます。

鹿児島市街からフェリー乗り場へ
鹿児島市街からフェリー乗り場へ

フェリーの乗り方:24時間運航、15分で桜島港へ直行

桜島フェリーは鹿児島港と桜島港を結び、所要時間約15分、24時間運航で、日中は15〜20分に1本、深夜にも便があります。時刻表を調べなくても乗れる、日本では珍しい観光航路です。

運賃は下船後に桜島港側で支払う方式で、公式の運賃は大人片道¥250、小児(1歳から小学生)¥130です。車で来た場合はそのまま船に乗り込め、車両料金は車の長さに応じて別途かかります。SUNQ PASSがあればそのまま乗船できます。実際の運賃や運航便は公式の案内をご確認ください。

船内には立ち食いうどんの店があり、地元の人だけが知っているちょっとした楽しみです。帰りも事前にチケットを買う必要がなく、どれだけ混んでいても券売所で行列になることはありません。

桜島アイランドビュー周遊バス:車がない方の第一の選択肢

「桜島アイランドビュー」は、島の西側の見どころを巡る観光周遊バスです。桜島港を出発し、桜島ビジターセンター、烏島展望所(約5分停車)、赤水展望広場(約8分停車)、湯之平展望所(約15分停車)の順に停車して桜島港に戻り、1周約60分です。

バスは各停留所で停車し、乗客は降りて写真を撮ってから同じ便に再び乗って進めます。降りなくても全行程を回れます。「桜島島内共通free乗車券」(大人¥500、小児¥250)の購入がおすすめで、車内、桜島港の券売所、鹿児島中央駅の観光案内所で買えます。途中で1か所多く滞在して次の便を待っても、追加料金はかかりません。

運行間隔は約30分から1時間で、最終バスは夕方に終わります。足湯に入ってから帰りたい方は、先に時刻表を確認しておきましょう。繁忙期の週末は満席になりやすいため、早めのフェリーで島に渡ることをおすすめします。

桜島アイランドビュー周遊バス
桜島アイランドビュー周遊バス

車で島を一周:東側のスポットに行くなら車が必須

有村溶岩展望所と黒神埋没鳥居はいずれも島の南側と東側にあり、周遊バスは通りません。車または島を一周するバスで行くしかありません。車でフェリーに乗るか、島でレンタカーを借りた場合、島を完全に一周するのに約2時間かかります。

おすすめのルートは、桜島港→湯之平展望所→有村溶岩展望所→黒神埋没鳥居→桜島溶岩なぎさ公園の足湯で、ちょうど時計回りに一周できます。島内にはガソリンスタンドが少なく、日が暮れると街灯も多くないため、燃料と時間には余裕を持たせてください。

移動手段参考料金(公式の案内に基づく)所要時間
桜島フェリー(鹿児島港〜桜島港)大人片道¥250、小児¥130(車両は車の長さに応じて別途)約15分、24時間運航
桜島アイランドビュー周遊バス島内バス1日券 約¥500西側を1周 約60分
市電+徒歩で鹿児島港へ市電均一¥200(2026/8/1から)中央駅から水族館口まで約15分
車で島を一周車両のフェリー料金は別途約2時間
SUNQ PASS版によって異なります桜島フェリーにそのまま乗船できます

桜島の見どころは?西側の主要エリアと東側の島一周ハイライトを徹底解説

周遊バスのルートと島一周の動線の順に並べました。絶対に外せないスポットを先に載せています。

スポット特徴・ハイライトアクセスと予算
湯之平展望所島内最高の展望台(標高373m)、火口と鹿児島市街を360度見渡せる観光バスで行ける/無料
桜島溶岩なぎさ公園の足湯長さ100m、日本最大級の足湯桜島港から徒歩5〜8分/無料
有村溶岩展望所大正噴火が残した黒い溶岩の遊歩道、活火山を間近に感じられる車または島一周バス/無料
黒神埋没鳥居1914年の大正大噴火で、1日のうちに火山灰で頂部だけを残して埋まった東側にあり、車での訪問がおすすめ/無料
桜島ビジターセンター噴火の歴史、地質模型、リアルタイムの監視映像桜島港から徒歩約5分/入館無料
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湯之平展望所:島内最高の展望台からの360度の火山ビュー

湯之平展望所は北岳四合目、標高約373mにあり、一般の旅行者が行ける最高地点です。展望台からは、火山の山体、錦江湾、対岸の鹿児島市街を360度見渡せ、天気がよければ開聞岳まで見えます。

展望台の石垣の中にハート型の溶岩が隠れていて、カップルが必ず探す隠れた楽しみです。2階には休憩スペースと売店があり、桜島小みかん関連のお土産を買えます。

周遊バスはここで約15分停車するため、時間はやや短めです。ゆっくり撮影したい方は、1便見送って次の便で出発するのがおすすめです。見学は無料で、30〜45分の滞在をおすすめします。

湯之平展望所
湯之平展望所

桜島溶岩なぎさ公園:日本最大級の100m無料足湯

桜島港から徒歩5〜8分の溶岩なぎさ公園の最大の魅力は、長さ100mの日本最大級とされる足湯です。源泉は地下1,000mから湧き出し、湯は茶褐色をしています。

足湯は無料で開放されており、足を温めながら、錦江湾を行き交うフェリーを眺めるひとときは、旅程でもっともリラックスできる時間です。現地ではタオルは提供されていませんので、持参するか、桜島ビジターセンターで先に購入してください。

公園内には、溶岩原に沿って整備された「溶岩なぎさ遊歩道」(全長約3km)もあり、大正噴火が残した溶岩地形を間近に観察できます。40分から1時間の滞在をおすすめします。

桜島ビジターセンター:島に着いたら、まずこの火山を知ろう

桜島ビジターセンターは桜島港から徒歩約5分で、館内では地質模型、映像、リアルタイムの監視映像で桜島の噴火の歴史を紹介しています。文明、安永、大正の3度の大噴火の規模の比較も含まれます。

入館無料でエアコンも効いており、夏に島に着いたら真っ先に入りたいスポットです。館内ではタオル、桜島小みかんの製品、火山灰にちなんだ特色あるお土産も販売しています。

ここで火山の基本的な知識を身につけておくと、そのあとに溶岩原や埋没鳥居を見たときの実感が違ってきます。30分の滞在をおすすめします。

館外には展望スペースがあり、周遊バスの最初の停留所でもあります。その日の火山活動が活発な場合、館には最新の警戒情報が掲示されますので、ほかのスポットへ出発する前に確認しておくとよいでしょう。

桜島ビジターセンター
桜島ビジターセンター

赤水展望広場:溶岩で彫られた「叫びの肖像」記念碑

赤水展望広場は、2004年8月21日に歌手の長渕剛が桜島で徹夜の野外ライブを開催した跡地に造られています。当時は約7万5千人がこの小さな島に押し寄せました。広場には桜島の溶岩で彫られた記念碑が立ち、正式名称は「叫びの肖像」です。

記念碑の高さは約3.4mで、桜島の溶岩を約38.2トン使用し、彫刻家の大成浩が長渕剛の歌う姿をモチーフに制作しました。広場自体も視界が開けていて、火山と海を同時に見渡せます。

周遊バスはここで約8分停車し、写真撮影と碑文を見るのにちょうどよい時間です。見学は無料で、20分の滞在をおすすめします。

広場の隣には駐車場とトイレがあり、車で来た方も立ち寄りやすい場所です。ここから見る火山の山体は特に全体がきれいに見え、桜島の全景を撮影する人気のスポットの一つです。

烏島展望所:溶岩にのみ込まれた島

烏島は、もともと桜島の西岸から約500m沖にあった独立した小さな島でした。1914年の大正大噴火の溶岩流が数日のうちに島全体を完全に埋めてしまい、現在の展望所は当時の島があった場所に建てられています。

ここに立つと、足元はすべて溶岩で、かつてその下が海だったとは想像しにくいほどです。展望所には記念碑が立ち、烏島の位置と消滅の経緯を説明しています。噴火の規模をもっとも直感的に理解できるスポットです。

周遊バスは約5分の停車と短いため、降りたらすぐに展望台に向かうのが確実です。見学は無料で、15〜20分の滞在をおすすめします。

展望所は溶岩なぎさ遊歩道の一方の端にあり、時間に余裕があれば、そのまま溶岩なぎさ公園方面に散歩を続けられます。道中はすべて同じ大正溶岩が形づくった地形です。

烏島展望所
烏島展望所

有村溶岩展望所:大正溶岩原の黒い遊歩道を歩く

有村溶岩展望所は桜島の南側にあり、園地全体が大正噴火で流れ出た溶岩原の上に造られています。約1kmの散策路が整備され、両側は黒く固まった溶岩と、たくましく育つクロマツばかりです。

ここは南岳の火口まで直線距離が近く、島内でもっとも活火山の迫力を感じられる場所で、運がよければ火口から立ちのぼる白い煙も見られます。散策路の終点の展望台は眺めがもっともよい場所です。

周遊バスはここには来ないため、車または島一周バスが必要です。火山活動が活発なときは閉鎖されますので、出発前に鹿児島市と気象庁の発表をご確認ください。見学は無料で、40分の滞在をおすすめします。

園内にはトイレと売店があり、駐車場もあります。散策路は屋外の砂利道が多く、夏は日陰がありませんので、帽子をかぶり、飲み物を持参してください。

黒神埋没鳥居:1日のうちに火山灰で頂部だけを残して埋まった

1914年の大正大噴火の際、黒神地区の腹五社神社にあった、もとは高さ約3mの鳥居が、わずか1日で火山灰と軽石に埋まり、上端だけが地面から出ました。現在見られるのは、その頂部です。

当時の村長は鳥居を掘り出すことを主張しましたが、最終的にそのまま保存することが決まり、後世が災害の規模を理解するための教材として残されました。隣にある2本の大きなクスノキも、当時の生き残りです。

場所は島の東側で、周遊バスは来ませんので車で向かう必要があります。桜島港から車で約40分です。見学は無料で、20〜30分の滞在をおすすめします。

現地には解説板と周辺の駐車スペースがあるだけで、ほかの設備はありません。しかし、静かだからこそ、地面から出た鳥居がひときわ重みを持って見えます。ここは、島でもっとも遠回りしてでも訪れる価値のあるスポットです。

月読神社:桜島港のそばにある火山の守り神の神社

月読神社の創建は奈良時代にさかのぼると伝えられ、桜島の総鎮守で、月読命を祀っています。もとの社殿は大正大噴火で溶岩にのみ込まれ、現在の社殿は、のちに桜島港のそばの高台に移して再建されたものです。

参道の石段を上ると、桜島港と錦江湾を見下ろせます。島内では数少ない、日本らしい信仰の雰囲気がある場所です。境内ではお守りを授与しており、御朱印もいただけます。

桜島港から徒歩約5分で、フェリー待ちの空き時間に組み込むのに向いています。参拝は無料で、20分の滞在をおすすめします。

毎年8月には、神社周辺で桜島火の島祭りが行われ、たくさんの花火が打ち上げられます。普段の境内は人が少なく、周遊バスの混雑を避けられるスポットです。

桜島自然恐竜公園:子ども連れなら必ず立ち寄りたい場所

桜島自然恐竜公園は、桜島港の北側の高台にあります。園内には10数体の実物大の恐竜の模型と、長いすべり台、ロープ登りなどの遊具が点在し、島で唯一、子どもが思い切り体を動かせる場所です。

公園の位置自体もよい展望ポイントで、火山の山体と錦江湾を同時に見渡せるため、大人も退屈しません。入園は無料、駐車も無料で、園内にはトイレと日陰のエリアがありますが、夏の正午前後はやはり日差しが強いです。

桜島港から坂道を徒歩で約15分登ります。かなり急な坂なので、小さなお子さま連れの方は車やタクシーで直接上がるのがおすすめです。40分から1時間の滞在をおすすめします。島で唯一、子どもが走り回れる場所です。

桜島国際火山砂防センター:土石流防災を知るスポット

桜島国際火山砂防センターでは、模型と映像で、火山灰が堆積したあとに土石流が発生する仕組みや、島内に広がる砂防施設のはたらきを紹介しています。「活火山との共存」をいちばん具体的に理解できる展示です。

館内は無料で見学でき、南岳方向の渓流と砂防ダムを眺められる展望台があります。訪れる旅行者は多くなく、たいていゆっくり見学できます。旅程の中で珍しくペースを落とせるスポットで、お子さま連れの方や防災工事に関心がある方には特に立ち寄る価値があり、桜島になぜあれほど多くのコンクリート堰堤があるのかを理解できます。

島の南側にあり、車のほうが便利で、有村溶岩展望所と組み合わせて回れます。30分の滞在をおすすめします。

桜島国際火山砂防センター
桜島国際火山砂防センター

道の駅桜島 火の島めぐみ館:桜島小みかんと桜島大根を買う

火の島めぐみ館は桜島の道の駅で、島の農家から直送された桜島小みかんと桜島大根を販売しています。前者は世界最小級のみかんの一つ、後者はギネス世界記録に認定された世界最大の大根で、最大30kgにもなります。

館内には食堂と軽食コーナーが併設され、島産の食材を使った定食や小みかんソフトクリームを味わえます。お土産の価格は観光エリアより安く、買い物にいちばん向いた場所です。桜島大根の旬は冬(約12月から2月)で、そのほかの季節は漬物や加工品として販売されることが多いです。

桜島港から徒歩約10分で、車なら駐車場もあります。30分の滞在をおすすめします。

道の駅桜島 火の島めぐみ館
道の駅桜島 火の島めぐみ館

桜島マグマ温泉:火山のふもとで入る褐色の湯

桜島マグマ温泉は、桜島港のそばにある国民宿舎レインボー桜島の中にあり、島内の主な日帰り入浴温泉施設です。泉質は濃い茶褐色で鉄分が多く、冷え性の方に特に効果があるといわれています。

浴場は錦江湾に面しており、湯船から対岸の鹿児島市街と行き交うフェリーを直接眺められ、日没の時間帯の景色がいちばんです。営業時間は公式サイトのお知らせをご確認ください。現地ではバスタオル¥300、フェイスタオル¥200を購入できます。館内は国民宿舎でもあり、併設の食堂では島産の食材を使った定食を味わえます。

桜島港から徒歩約3分で、旅程の最後に、フェリーで市街に戻る前に組み込むのにとても向いています。1時間の滞在をおすすめします。

桜島に行くといくらかかる?フェリー、バスのチケットと体験のまとめ

桜島のほとんどのスポットは無料で、お金がかかるのは主にフェリーと島内の交通です。

桜島フェリーの運賃:24時間運航、下船時に支払う海上の通勤路線

公式の運賃は大人片道¥250、小児¥130で、下船後に桜島港側で精算する方式のため、初めて乗る方も鹿児島港で並んでチケットを買う必要がなく、そのまま乗船できます。

車で来た場合はそのまま車ごと乗船でき、車両料金は車の長さの区分に応じて別途かかります。繁忙期の週末は車両甲板が満載になりやすいため、早めにターミナルに並ぶことをおすすめします。

島内バス1日券:アイランドビュー周遊バスに乗るならいちばんお得な1枚

「桜島島内共通free乗車券」は大人¥500、小児¥250で、バスの車内、桜島港の券売所、鹿児島中央駅の観光案内所などで購入できます。当日は桜島アイランドビュー周遊バスと島内路線バスに乗り放題で、車がない方にとってもっとも大切な1枚です。1回の乗車は大人約¥230なので、1停留所を超えて降りれば元が取れます。

アイランドビューは桜島港を出発し、桜島ビジターセンター、烏島展望所(約5分停車)、赤水展望広場(約8分停車)、湯之平展望所(約15分停車)の順に停車して、1周約60分です。バスは各停留所で停車し、乗客は降りて写真を撮ってから同じ便に再び乗って進めます。

途中で2回以上降りれば必ず元が取れ、湯之平展望所で次の便が来るまでの時間をゆっくり過ごすこともできます。運行間隔は約30分から1時間で、最終バスは夕方に終わりますので、帰りの時間を先に確認してください。

桜島島内バス1日券
桜島島内バス1日券

鹿児島市電1日乗車券:市街からフェリー乗り場までの移動をつなぐ

鹿児島市電は均一運賃で、2026年8月1日から大人¥200、小児¥100に改定されます。1日乗車券は市電専用と市バス込みの版があり、料金は鹿児島市交通局の発表をご確認ください。鹿児島中央駅、天文館、水族館口(桜島フェリーターミナル)の往復で使えます。24時間乗車券もあります。

その日、桜島のほかに仙巌園、天文館、維新ふるさと館にも行く場合は、このチケットはほぼ間違いなくお得です。市電の営業所、観光案内所、一部のホテルのフロントで購入できます。

市電と観光バス「シティビュー」を組み合わせた版もあり、市街の高低差の大きいスポットを一度に回りたいときに特に便利です。

SUNQ PASS:九州をまたいで移動し、フェリーにも乗るならこれ

SUNQ PASSは、九州の高速バスと路線バスが乗り放題になるチケットで、全九州、南部九州などの版があります。最大のメリットは桜島フェリーにそのまま乗れ、別途乗船券を買う必要がないことです。

旅程が鹿児島、熊本、宮崎などの複数の県にまたがる場合にもっとも効果が高く、鹿児島市街と桜島だけを巡る場合は元が取れるとは限りません。出発前に総運賃を計算してから決めましょう。

空港、主要なバスターミナル、一部の旅行会社で購入でき、利用期間中に高速バスに乗る際も、事前に座席を予約することをおすすめします。

桜島マグマ温泉の入浴:旅の締めくくりの褐色の海景の湯

国民宿舎レインボー桜島の中にある桜島マグマ温泉は、日帰り入浴ができます。入浴料と営業時間は公式サイトのお知らせをご確認ください(複数の資料に大人約¥390、小学生¥150と記載されています)。島内の主な日帰り入浴温泉施設で、泉質は濃い茶褐色で鉄分が多いです。

現地ではバスタオル¥300、フェイスタオル¥200を購入できるため、思いつきでも入浴できます。

桜島港から徒歩約3分で、入浴後にそのままフェリーで市街へ戻る動線がとてもスムーズです。館内には食堂が併設されており、島産の食材を使った定食を味わえます。営業時間と料金は公式サイトのお知らせをご確認ください。

桜島に行くときの注意点は?火山灰、入山規制、宿泊のアドバイス

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火山灰と入山規制:出発前に必ず確認したい2つのこと

桜島はいつ小規模な噴火が起きてもおかしくありません。降灰時は、コンタクトレンズではなく普通のメガネの着用をおすすめします。火山灰が目に入るのを防ぐためです。ウェットティッシュと傘を携帯して灰を防ぐのも役立ちます。鹿児島市では居住者に専用の「克灰袋」まで配布しています。

入山規制は火山活動と気象庁の噴火警戒レベルに応じて変わり、火口周辺の警戒区域には完全に立ち入りが禁止されています。湯之平展望所は一般の旅行者が行ける最高地点で、それより上に合法的なルートはありません。有村溶岩展望所など南側の施設も、警戒レベルが上がると閉鎖されることがあります。出発当日に鹿児島市と気象庁の発表をご確認ください。

もう一つ注意したいのは、島内にはコンビニも飲食店も多くないことです。昼食は鹿児島市街で済ませておくか持参することをおすすめします。島に着けばどこでも食べ物が見つかるとは思わないでください。

桜島の噴火警戒レベル:1から5をどう見るか

桜島の噴火警戒レベルは気象庁が発表し、5段階あります。レベル1は「活火山であることに留意」、レベル2は火口周辺規制、レベル3は入山規制、レベル4は高齢者等避難、レベル5は避難です。レベル3から入山が制限され、一部の施設が閉鎖されることがあります。出発当日に気象庁と鹿児島市の最新の発表をご確認ください。

どのエリアに泊まるのがスムーズ?鹿児島市街と桜島島内の比較

多くの旅行者は鹿児島市街に泊まります。鹿児島中央駅周辺がもっとも便利で、空港行きのバス、新幹線、市電がすぐ目の前にあります。夜食を楽しみたい方は天文館周辺がおすすめで、居酒屋と焼酎専門店がもっとも密集しています。

島で1泊したい場合は、桜島港のそばにある国民宿舎レインボー桜島が主な選択肢で、マグマ温泉が併設され、夜は対岸の鹿児島市街の灯りも眺められます。島内の宿泊施設は非常に少ないため、必ず早めに予約してください。

桜島は半日で巡り終えられるため、旅程は通常、指宿の砂むし温泉、霧島、知覧などと組み合わせます。2泊3日の日程がちょうどよいでしょう。フェリーは24時間運航のため、遅くまで遊んでも市街に戻れます。

桜島のよくある質問

Q:桜島フェリーの料金は?何時に船がありますか?

公式の運賃は大人片道¥250、小児¥130で、所要時間は約15分です。フェリーは24時間運航で、日中は15〜20分に1本、深夜にも便があります。支払いは桜島港側で下船時に精算し、車両は車の長さに応じて別途かかります。

Q:桜島にはどのくらい時間がかかりますか?半日で足りますか?

西側の主要エリアは、周遊バスで約3〜5時間で巡り終えられ、半日で十分です。東側の黒神埋没鳥居と有村溶岩展望所に行くには車で島を一周する必要があり、1周は約2時間かかるため、丸1日を確保することをおすすめします。

Q:車がなくても桜島を楽しめますか?

はい。「桜島アイランドビュー」周遊バスに乗れば、湯之平展望所、赤水展望広場、烏島展望所などの西側の主要スポットを回れ、1周は約60分です。大人¥500の桜島島内共通free乗車券と組み合わせるのがいちばんお得です。

Q:桜島の火口まで登れますか?入山規制はどう確認しますか?

登れません。火口周辺は警戒区域で、全面的に立ち入りが禁止されています。湯之平展望所(標高約373m)が一般の旅行者が行ける最高地点です。入山規制は気象庁の噴火警戒レベルに応じて変わりますので、出発前に当日の発表をご確認ください。

Q:桜島が噴火しているときも行けますか?火山灰はどう防げばいいですか?

小規模な噴火は日常で、観光施設は通常どおり営業しています。コンタクトレンズではなく普通のメガネを着用し、マスクとウェットティッシュを用意することをおすすめします。傘も灰を防げます。警戒レベルが上がると一部の施設は閉鎖されますので、鹿児島市の発表をご確認ください。

Q:桜島の観光スポットは入場券が必要ですか?

ほとんどが無料です。湯之平展望所、溶岩なぎさ公園の足湯、有村溶岩展望所、黒神埋没鳥居、桜島ビジターセンターはいずれも料金がかからず、主な出費はフェリー代と島内バスの1日券です。

Q:桜島はどの季節に行くのがいちばんいいですか?

春と秋は気候がもっとも快適で、視界もよいです。夏は暑く台風が多く、冬は風が強いものの空気が澄んでいて、火山をいちばんはっきり撮影できます。降灰の方向は季節風によって変わるため、出発前に当日の風向きを確認しておくとより安心です。