高知城のご紹介:全国で唯一、天守と本丸御殿がそろって現存する城

高知城は高知市の中心部にあり、市街の主要道路である追手筋から入っていくと、城門と天守が見えてきます。現存十二天守のひとつで、江戸時代の木造の姿をそのまま残す天守を持つ12の城のひとつです。
そして高知城の何よりの特徴は、全国で唯一、天守と本丸御殿の両方が現存している城だということです。ほかの現存天守の城では、本丸内の居住用建築はほとんど失われており、城主の執務・居住の場である御殿と、軍事用の天守を同じ日に見て歩けるのは高知城だけです。
さらに便利なのは、グルメ市場のひろめ市場と、日曜日限定の日曜市がすべて同じ通り沿いに集まっていて、互いに徒歩で行き来できることです。この記事では、この3つの入場料、回り方、ルール、食べ方を一度にまとめています。
現存十二天守:江戸時代から残る本物の天守
日本に現存する、江戸時代の木造天守を残す城はわずか12か所で、高知城はそのひとつです。内部は今も本物の古い板張りと急な階段のままです。
現在の天守は、江戸時代中期の火災後に再建されたもので、初代の様式を踏襲し、古い望楼型の外観を残しています。館内には歴代藩主の史料や城郭建築の解説が展示されています。
最上階に上がると外周の廻縁を一周でき、360度、高知市街と周囲の山々を見渡せます。廻縁は幅が狭いため、混雑時は順番に進んでください。

本丸御殿:天守とともに残る全国唯一の御殿
高知城の最も貴重な点は、本丸の建築群がほぼ完全な形で残っていることです。天守のほかに、城主の政務や接客に使われた御殿も残っており、現存天守を持つ12の城の中では唯一の例です。
御殿の中では靴を脱いで畳に上がることができ、書院造の間取り、上段の段差、防御のための間仕切りの設計などを見学できます。天守の軍事的な雰囲気とは異なる、暮らしの側面を感じられます。
館内は飲食禁止で、一部のエリアでは撮影が制限されます。歩く際は足音を控え、見学可能な範囲は現地の案内に従ってください。御殿は天守に直接つながっていて遠回りの必要がなく、この連続した動線はほかの城にはないものです。

ひろめ市場:屋内の屋台村スタイルのグルメ街
高知城の追手門から東へ歩くとひろめ市場に着き、数十軒の小さな店が屋内の屋台村に集まり、共用のテーブルと椅子が設けられています。営業時間は月曜〜土曜が10:00〜23:00、日曜は9:00からです。
カツオ料理が最も有名ですが、餃子、天ぷら、寿司、中華料理、スイーツもあり、地酒も販売されています。高知の人々が仕事帰りに一杯飲んで交流する人気の場所です。
食事は、先に席を確保してからそれぞれ注文するスタイルで、一般的なレストランとは異なります。館内のトイレとATMは数が限られており、混雑時は行列ができるため、早めの利用をおすすめします。

動線はとてもシンプル:城、市場、市はすべて追手筋沿い
高知市内の観光スポットは追手筋に集中しており、西端が高知城の追手門で、東へ歩けばひろめ市場に着きます。日曜日には、この通り全体が長さ1km以上の露天市になります。
ただし、日曜市は道路を使用するため、車の通行や駐車に影響が出ます。車で訪れる方は、先に駐車場の場所を確認してください。このエリアの商店街の多くにはアーケードがあり、雨の日でも城と市場の間を行き来しても濡れにくく、行程を組みやすい環境です。
高知城へのアクセスは?路面電車・徒歩・車の完全比較
高知市内には路面電車が走っており、JR高知駅から城下エリアまでは数分で、最も楽な方法です。急がない場合は、商店街を歩いて行ってもそれほど遠くありません。
以下では、路面電車、徒歩、車、空港からの行き方を整理し、動線の組み方の提案も載せています。運賃や本数は変更される場合があるため、現地の案内をご確認ください。
路面電車:高知城前駅または大橋通駅へ
JR高知駅前から路面電車に乗り、南へ、そして西へ進み、高知城前駅で降りると追手門付近にすぐ着きます。ひろめ市場や日曜市に行く場合は、大橋通駅で降りて徒歩約3分です。
電車は区間制の運賃で、市の中心部は均一料金です。乗車時に整理券を取り、降車時に支払います。交通系ICカードに対応している場合もあります。1日に何度も乗る場合は、1日券を購入するとお得です。
本数が多く、市内の移動で最も安定した手段ですが、車と道路を共用しているため、ラッシュ時には遅れることがあります。車内は広くなく、大きな荷物を持っての移動は大変なので、先に預けておくことをおすすめします。一部の古い車両は低床ではなく、乗り降りに段差があります。

徒歩:高知駅から商店街を約15〜20分
JR高知駅から南へまっすぐ進みます。道中の多くはアーケードのある商店街で、徒歩約15〜20分でひろめ市場、高知城までは約25分です。雨の日でもそれほど困りません。
道中では高知の有名な橋のランドマークやにぎやかな商店街を通ります。ついでに買い物や軽食を楽しめるので、市街の雰囲気を感じるのにぴったりの方法です。
夏の高知は暑いため、正午前後を避け、飲み物を持参することをおすすめします。大きな荷物は、先に駅のコインロッカーかホテルに預けておけます。道中の店で途中休憩もでき、歩き疲れたら電車で駅に戻ることもできます。

車:市場併設の駐車場と周辺の有料駐車スペース
ひろめ市場の周辺には有料駐車場が複数あり、一部の店では利用額に応じて駐車料金の割引があります。実際の条件は店舗にご確認ください。高知城横の公園エリアにも有料駐車場があり、追手門まで歩いてすぐです。
市の中心部の駐車スペースは、休日、食事時、日曜市の開催中は満車になりやすいため、早めに到着するか、外周の月極駐車場に停めて歩いて向かうことをおすすめします。
割引額や営業時間は変更される場合があるため、現地の案内と料金機の説明をご確認ください。日曜市は道路を使用するため、一部の駐車場の出入口は迂回や閉鎖となります。車で出発する前に、その日の通行規制と代替ルートを確認し、出られなくなることのないようにしてください。
空港から:連絡バスで高知駅へ、路面電車に乗り換え
高知空港は市街の東側にあり、連絡バスでJR高知駅まで約25分、そこから路面電車に乗り換えるか徒歩で城下エリアへ向かい、合計で約40分〜1時間です。県内の他のエリアにも行く行程なら、空港でレンタカーを借りるほうが効率的ですが、市内は駐車が不便なので、市の中心部だけを巡るならバスと電車の乗り継ぎのほうが手軽です。
連絡バスは航空便に合わせて運行されますが、随時発車ではなく、深夜・早朝の便は限られています。到着が遅い場合は、終バスの時刻を事前に確認するか、タクシーを手配してください。荷物預かりやレンタカーのカウンターの多くはターミナル内にあり、その日に市内を観光するなら、先に荷物を預けるか、そのままホテルに配送することもできます。
回り方:日曜日とそれ以外の日では、動線がまったく異なります
日曜日なら、朝一番にまず市を見て朝食をとり、続いて高知城に入って御殿と天守を見学し、昼にひろめ市場でカツオを食べる席を探すと、市場が最も混雑するピークをちょうど避けられます。
日曜日以外なら、午前中に登城して混雑を避け、昼近くに市場へ行くのがおすすめです。開店直後の時間帯のほうが席を見つけやすくなります。午後は向かいの博物館に行くか、電車で桂浜方面へ向かうのもよいでしょう。
ひろめ市場での食事は、12時から13時のピークを避けてください。高知城の最終入館は16:30なので、登城には時間に余裕を持たせましょう。
高知城とひろめ市場の見どころ・食べどころは?城郭のディテール、市場のルール、日曜市の完全解説
高知城の見どころは、保存状態が非常に良いことにあります。城門、石垣、排水設備から御殿、天守まで、江戸時代の城がどのように機能していたかを一通り見ることができます。一方、ひろめ市場はまったく正反対の体験で、にぎやかで気ままで、人の声にあふれています。
以下では、両方のポイントと日曜日限定の市を順番にまとめ、撮影アングル、見学の順序、現地での実際のルールも含めています。
追手門と天守が一緒に収まる:日本でも珍しい一枚
高知城で最も定番の撮影ポイントは入口で、追手門前の広場から見上げると、城門と天守が一緒に収まります。これは日本の城郭ではかなり珍しいことです。
撮影の際は、しゃがんで門の軒で天守を縁取るようにすると、より効果的です。門は江戸時代のオリジナルで、木組みと金具のディテールは細かく見る価値があります。
この場所は観光客が多いため、撮影で長時間動線を占領しないようにしてください。朝夕の斜めの光は石垣と白壁の陰影を最もよく引き立て、正午の真上からの光は画面が平坦になりがちです。

天守内部:急な木の階段と最上階の廻縁
天守の内部は木造の姿をそのまま残しており、階段は急で狭く、ほぼ垂直に近いため、昇り降りの際は手すりにつかまってください。各階では城の歴史、建築構造、藩政時代の史料が展示されており、矢や石を投げて防御するための設備の痕跡も見られます。
最上階には外側の廻縁があり、外に出て一周しながら360度、高知市街、周囲の山々、遠くの海の景色を眺められます。市の中心部で最高の展望スポットのひとつです。
木造建築内は飲食禁止で、靴を脱ぐ必要がある場合があり、エレベーターはなく、最上階まで多くの段を上る必要があります。廻縁は風が強く遮るものがないため、帽子や軽いものはしまっておき、冬は寒いので上着を持参することをおすすめします。
懐徳館:城主が実際に暮らし、執務した空間に入る
天守とつながる本丸御殿は、高知城で最もじっくり見たい部分で、内部は書院造の間取りで、接客用の大広間、上段之間、警戒用の間仕切りが設けられています。
畳の上を歩くと、天守とはまったく異なる空間のスケールを感じられます。一方は防御施設、もう一方は暮らしと政治の場で、両者がつながっていることこそが高知城の価値です。
見学の際は靴を脱ぎ、手荷物を管理してください。一部のエリアでは撮影やフラッシュの使用が禁止されており、実際の公開範囲は現場の指示に従ってください。室内は自然光が中心で、曇りの日は暗めなので、晴れた日の午前中、光が横から差し込む時間帯に撮影に行くことをおすすめします。
詰門:2つの建物をつなぐ防御用の通路
二の丸と本丸の間には、倉庫と通路の機能を兼ねた建物があり、内部は細長い木造の廊下で、両側の曲輪をつないでいます。出入口は防御を強化するために意図的にずらして設けられています。床と梁は厚みがあり、光は小さな窓から差し込み、開けた城郭とはまったく異なる雰囲気で、最も城らしさを感じられる道のりです。
通路の空間は狭く、人が多いときは一方通行になりますので、見学の動線に従って歩き、逆行したり長居したりしないでください。通路内は光が暗く、床に高低差があるので、足元に注意し、暗い場所でのフラッシュ撮影は避けてください。
石樋:雨の多い高知に合わせて設計された排水設備
高知は降水量が多いため、城内には排水設備が設けられています。石垣には突き出した石造りの導水口が見られ、その下には石を敷いて緩衝し、水が壁の基礎を洗い流さないようにしています。この工法は日本の城郭では珍しく、この地の気候に対応して生まれたもので、見学の際にはこうしたディテールにぜひ注目してください。雨の日に訪れると、その役割がよりよく分かりますが、石段が濡れて滑りやすいため、ゆっくり歩いてください。城内の解説板にはこの工法について専門の説明があり、先に読んでから実物を見ると、得られるものがより多くなります。
城内の銅像:追手門から本丸までの道沿いの見どころ
追手門から入って本丸に至る上り坂の道沿いには、高知の歴史にゆかりのある銅像がいくつか設置されています。自由民権運動を推進した政治家や、築城者に関わる人物像などがあり、それぞれに説明板があります。

この道は石段と斜面が交互に続き、両側には高くそびえる石垣があって、歩いていると城の幾重もの防御を感じられます。途中には休憩できる平らな場所がいくつかあり、振り返って城下町を見下ろすのにも良い位置です。
坂の勾配は急ではありませんが、距離があるため、ご年配の方と一緒の場合は休憩の時間を見込んでおいてください。特に夏は水分補給に注意が必要です。
高知城歴史博物館:先に展示を見てから登城するとより分かりやすい
追手門の向かいにある歴史博物館は、土佐藩の史料や美術工芸を中心に収蔵しており、展示は分かりやすく、多言語の案内も提供されています。館内には高知城に面した展望スペースがあり、ガラス越しに天守が見えるため、雨の日や暑い日の休憩場所になります。入館料は別料金で、通年で高知城との共通券を購入できるとお得です。開館時間は9:00〜18:00(日曜は日曜市に合わせて8:00に早めて開館)、休館日は12月27日〜1月1日です。公式サイトは高知城歴史博物館(kochi-johaku.jp)で、開館や展覧会の情報は公式サイトで確認できます。

ひろめ市場の食べ方:まず席を確保して、それから分かれて注文
ひろめ市場は、先に席を探してから、それぞれが屋台で注文するスタイルで、フードコートに似ています。混雑時は、1人が席に残って席を確保し、テーブル番号を覚えておき、ほかの人が分かれて買いに行くことをおすすめします。
ほとんどの屋台は現金のみの対応ですので、小銭をご用意ください。一部の出来立ての料理はテーブル番号に応じて届けられるため、席を勝手に移動しないでください。
食事の後は、食器を屋台または回収場所に返却し、できるだけ早く席を空けてください。ピーク時は席の確保が非常に難しくなります。館内は全面禁煙です。
藁焼きカツオのたたき:高知の魂の料理
高知に来たら必ず食べたいのが、カツオの半たたきです。串に刺したカツオを藁の強い炎で表面をさっと焼き、中は生のままに残して、スライスしてニンニクスライス、ネギ、シソを添えます。藁の香りが魂です。
市場内の明神丸は、その場での藁焼きで有名で、お客さんの目の前で焼いてくれます。食べ方はポン酢で食べるか塩をふるかで、地元の人は塩で食べることを勧める人が多いです。
価格は量と部位によって異なり、ピーク時にはよく行列ができます。カツオの旬は春と秋で、食感が少し異なります。その場での藁焼きの実演を見たい場合は、事前に屋台の実演時間を確認することをおすすめします。

カツオだけじゃない:屋台の餃子、天ぷら、地酒
ひろめ市場にはカツオだけでなく、焼き餃子、揚げ物、握り寿司、串焼きから中華料理までなんでも揃い、スイーツやアイスも充実しています。それぞれ好きなものを買って、別々のテーブルでシェアできるのも市場巡りの楽しみです。
高知は酒文化が盛んで、市場内では県内各地の酒蔵の日本酒を飲めます。お酒を飲まない方にも、ジュースや地元のドリンクが選べます。
各屋台の営業時間はまちまちで、一部は午後に休憩して夜に再開します。特定の店で食べたい場合は、先に営業時間を確認することをおすすめします。席は共用で、見知らぬ人と相席になることもよくあるため、静かに食事をしたい場合は夜のピーク時間を避けることをおすすめします。
日曜市:1km以上続く300年の歴史を持つ市
毎週日曜日、追手筋は高知城の追手門前から露天市場に変わり、長さは1km以上にもなります。歴史は江戸時代にさかのぼり、300年以上続いています。
屋台で売られているものは多種多様で、旬の野菜や果物、乾物、盆栽、古道具、できたての軽食などがあります。ほとんどの店主が生産者本人で、産地や食べ方を直接聞くことができ、非常に地元らしい雰囲気です。
営業時間は2つの季節に分かれ、4月〜9月は朝5:00〜17:00、10月〜3月は朝5:30〜16:00です。市は1月1日・2日と8月10日〜12日は休みです。最も品揃えが豊富な時間に買いたい場合は、早起きして行くことをおすすめします。
日曜市で食べたいもの:芋天、田舎寿司、土佐刃物
市で最も有名な軽食は芋天(さつまいもの天ぷら)で、衣はサクサク、中はほくほくでほんのり甘く、揚げたてをその場で食べるのが最高です。行列のできる屋台がたいてい一番おいしいです。もうひとつの代表が田舎寿司で、漬けたこんにゃく、シイタケ、タケノコなどの山の幸を酢飯で包んだ、高知の山間部に伝わる伝統的な作り方です。昔ながらの地元のアイスは、さっぱりして口直しにぴったりで、夏にはほぼ全員が手にしています。市では土佐の伝統的な鍛造刃物や工芸品も販売されていますが、刃物は預け荷物にする必要があり、機内持ち込みはできません。
高知城観光にかかる費用は?入場料、市場の予算、交通チケットのまとめ
高知城の入場料はとても安く、市場は食べた分だけかかります。全体としては、費用の幅が大きく、予算も管理しやすい行程です。
以下に、よくある費用項目をまとめています。金額は変更される場合があるため、各施設の現地の案内をご確認ください。
高知城の入場料:大人約500円、未成年はほとんど無料
天守と本丸御殿に入るにはチケットが必要で、18歳以上は500円、18歳未満は無料(証明書の提示が必要)です。現存天守と御殿を同時に見学でき、料金は非常にお得です。城内の公園と追手門付近は無料で開放されており、本丸の建築群のみチケットが必要です。門と天守が一緒に収まる写真を撮るだけなら、入場しなくても撮影できます。開館時間は9:00〜17:00、最終入館は16:30、休館日は12月26日〜1月1日です。
歴史博物館:高知城との共通券に注目
追手門の向かいにある歴史博物館は別料金で、18歳以上は500円、企画展は800円です。高知城との共通券は通年で販売されており、企画展以外は800円、企画展ありは1,040円で、セット券のほうがお得です。
館内には冷房の効いた座席があり、夏や雨の日は、先にここで天気が回復するのを待ってから登城することもできます。展示内容は、城内であまり触れられていない藩政の背景を補ってくれます。
料金と休館日は年度によって調整されるため、購入前にセット券を確認してください。追手門から歩いてわずか1〜2分で、急な予定変更にも便利です。館内には高知城を見下ろす撮影アングルもあります。
ひろめ市場の予算:1人1,500〜3,000円が目安
ひろめ市場で1食とる場合、カツオ料理を1品注文して、小鉢と飲み物を加えると、1人あたり約1,500〜3,000円です。屋台ごとに別々に注文するため、買いすぎやすいので、先に一周してから決めることをおすすめします。ほとんどの屋台は現金のみで、高額紙幣ではお釣りの面で不便なことがありますので、小銭と千円札を十分にご用意ください。一部の屋台は電子決済に対応している場合があります。ひろめ市場の公式サイトはひろめ市場(hirome.co.jp)で、休市日を確認できます。予算を抑えたい場合は、まずカツオを1品の主役として頼み、残りは小さなおかずで補うと、屋台ごとに1品ずつ買うよりお得です。
交通費:電車の1日券と駐車料金の割引
路面電車の市内均一運賃は230円で、1日に3回以上乗る場合や郊外へ行く場合は、1日券を買うとお得です。市内均一版は大人500円、全線版は大人1,000円です(路面電車のみ、バスは含みません)。車の場合、ひろめ市場の周辺に有料駐車場があり、一部の店での利用に応じて駐車料金を割り引いてもらえます(店舗にご確認ください)。周辺の駐車場の多くは時間制で、長時間停めると料金がすぐにかさみます。運賃や割引条件は変更される場合があるため、現地の説明をご確認ください。日曜市の開催中は一部の道路が閉鎖されます。電車は影響を受けませんが、バスや車の動線は迂回となる可能性があるため、出かける前に確認することをおすすめします。

お土産には何を買う?柚子製品、乾物、土佐刃物
高知のお土産は柚子製品が最も有名で、調味料、ジュース、スイーツなどがあり、軽くて日持ちします。ほかにもカツオの加工品、青のり、さつまいものお菓子があり、市場や市で販売されています。特におすすめなのは、土佐の伝統的な鍛造刃物や鉄器で、作りがしっかりしていて評価が高く、日曜市では職人と直接話しながら選べます。刃物は預け荷物にする必要があり、機内には持ち込めません。液体の調味料も機内持ち込みの容量制限を受けますので、購入前に持ち帰り方を計画してください。
高知城観光で気をつけることは?宿泊の提案と出発前の確認
高知市内の観光は難易度が高くなく、主に注意すべきなのは、季節、営業時間、市場での現金の問題です。以下に3つのポイントをまとめています。
宿泊場所:駅前でも商店街周辺でも便利
高知の宿泊施設は、JR高知駅前と市の中心部の商店街周辺に集中しています。前者は交通の便が良く、後者は市場や居酒屋に近く、夜食や朝食にも便利です。
部屋のタイプは主にビジネスホテルで、料金は四国の中でも手頃です。一部には大浴場が付いています。車で訪れる方は、駐車場付きの宿泊先を選ぶと駐車料金を節約できます。
毎年夏のよさこい祭りの期間は、客室が逼迫し、宿泊料金が上がるため、早めの予約が必要です。市内の路面電車は夜間の本数が減るため、夜に市場で食事をするために、徒歩圏内の宿泊先を選ぶことをおすすめします。
出発前に必ず確認:休館日、市場の営業時間、日曜市
出発前に、高知城と博物館の開館時間と休館日、ひろめ市場の営業時間、日曜市が通常どおり開催されるかを確認してください。これらはすべて動線の組み方に影響します。
市は悪天候や祝日に中止または規模縮小となる場合があり、台風シーズンは特に注意が必要です。高知は降水量が日本でも上位に入るため、雨具を持参することをおすすめします。
最終入館時間は閉館時間より早く、夕方の登城では間に合わない可能性があるため、天守と御殿をしっかり見学するには、少なくとも1時間半前に入場することをおすすめします。市場ではネットが遅くなりやすいため、先に公式ページを保存しておくと安心です。
現地での注意:現金を持ち、歩きやすい靴で、食事のピークを避ける
ひろめ市場や日曜市の屋台は現金のみの店が多いので、十分な小銭を用意してください。市場内にATMがあるとは限りません。高知城では追手門から天守最上階まで、多くの石段と急な木の階段を上る必要があるため、歩きやすい靴で、体力を残しておいてください。夏は蒸し暑く、冬は石段が濡れて滑りやすいので注意が必要です。食事は12時から13時のピーク時間を避けてください。夕食はにぎやかですが回転が速く、少し待てば席が空きます。市場や市の屋台は多くが作りたてを売るスタイルで、待ち時間はチェーン店より長くなりますので、行程には余裕を持たせ、詰め込みすぎないでください。
高知城とひろめ市場に関するよくある質問
以下に、旅行者から最もよくある質問をまとめています。出発前にもう一度ご確認ください。
Q:高知城には、どのくらいの時間を見ておけばいいですか?
追手門から天守最上階まで歩いて、また降りてくるまでで、御殿の見学を含めて約1時間半〜2時間です。向かいの歴史博物館とひろめ市場での食事を加えると、市の中心部では半日から1日の行程が妥当です。
Q:高知城と、ほかの現存天守はどう違いますか?
最大の違いは、天守と本丸御殿の両方が残っている点で、現存十二天守の中で唯一です。そのほか、追手門と天守が一緒に収まること、雨の多い気候に対応した石造りの排水設備も、他では見られない特徴です。
Q:ひろめ市場では、どうやって注文しますか?
まず席を見つけ、1人が席に残って席を確保し、テーブル番号を覚えておき、ほかの人は分かれて各屋台で注文します。ほとんどの屋台は現金のみで、一部はテーブル番号に応じて届けてくれます。食べ終わったら食器を片付けて席を空けてください。
Q:日曜市は何時から始まりますか?日曜日以外にもありますか?
毎週日曜日のみ開催され、時間は早朝から午後までで、夏は出店がより早くなります。昼を過ぎると多くの屋台が片付け始めるため、全部を回りたい場合は午前中に行くことをおすすめします。日曜日以外は、市内の別の場所で小規模な市が開かれています。
Q:雨の日でも訪れる価値はありますか?
高知城は雨でも見学できますが、石段が濡れて滑りやすいので注意してください。ひろめ市場と歴史博物館はどちらも屋内施設なので、まったく影響を受けません。駅から市の中心部に向かう道にはアーケードのある商店街があり、歩くのもそれほど大変ではありません。
Q:ご年配の方を連れて高知城に行くのは大変ですか?
城内にエレベーターはなく、門から天守最上階までは多くの石段と急な木の階段を上る必要があり、足の不自由な方にはかなり大変です。城下の公園や追手門付近を散策するだけなら問題なく、御殿の部分も比較的平坦です。
Q:高知城と桂浜は同じ日に回れますか?
回れます。両者は車で約30分の距離で、よくある回り方は午前に市内、午後に桂浜、またはその逆です。バスを利用する場合は、特に桂浜を夕方に回す方は、帰りの終バスの時刻を先に調べておいてください。


