北海道の紅葉2026:各地の見頃時期、洞爺湖・大沼・札幌の回り方:9月に大雪山で始まり、10月に函館へ追いかける紅葉ルート

北海道の紅葉は標高の高い場所から平地へ、北から南へと進みます。9月下旬に大雪山が最初に色づき、10月中旬〜下旬に札幌近郊と洞爺湖へ移り、10月下旬〜11月上旬に札幌市街、大沼、函館に到達します。
各地の見頃時期表:北海道の紅葉を順に追う
見頃とは、多くの葉が色づく時期のことです。北海道では9月初めからカエデが赤くなり始め、イチョウは先に黄色く、カエデは黄色から赤へと変わるため、同じ季節に両方を楽しめます。下の表は各種の予想と各スポットの情報をまとめた参考期間です。予想は年によって多少ずれるため、出発前に各スポットの発表でご確認ください。

| スポット | 見頃の目安 | 参考とする最適日 |
|---|---|---|
| 大雪山・黒岳 | 9月下旬〜10月上旬 | — |
| 層雲峡 | 10月上旬〜中旬 | 10/12 |
| 定山渓温泉 | 10月上旬〜中旬 | 10/18 |
| 十勝岳 | 9月下旬〜10月上旬 | — |
| 支笏湖 | 10月中旬〜下旬 | 10/22 |
| 洞爺湖 | 10月中旬〜下旬 | 10/22 |
| 登別地獄谷 | 10月中旬〜下旬 | 10/25 |
| 大沼国定公園 | 10月中旬〜11月上旬 | 10/26 |
| 札幌市街(北海道大学、中島公園) | 10月下旬〜11月上旬 | 中島公園10/28 |
| 函館・香雪園、五稜郭公園 | 10月下旬〜11月上旬 | — |
札幌・洞爺湖から大沼までの回り方:一方向の縦断が最も時間を節約できます
札幌、洞爺湖、大沼は北から南へ並んでいるため、最も効率的なのは一方向の縦断です。札幌から入って函館から出ても、その逆でも構いません。日程は4泊5日か5泊6日がおすすめです。
札幌の往復だけの場合、大沼までは片道4時間近くかかるため、行程に入れるのはおすすめしません。その場合は定山渓、支笏湖、洞爺湖を組み合わせた道央周遊コースにすると、札幌発着でも効率よく回れます。
2026年の紅葉予想と旬の味覚:サケ、和牛、ウニが同じ季節に味わえます
予想は年によって多少ずれるため、出発前に各スポットの発表と最新の紅葉予想でご確認ください。

秋は秋鮭、イクラ、北海道和牛、ウニ、サンマの旬でもあります。二条市場や函館朝市で旬の海産物や乳製品を買えるので、食事も行程に組み込めます。
行き方は?交通手段と費用
行き方は?札幌、定山渓、洞爺湖、大沼への交通をまとめて確認
北海道はスポット間の距離が長いため、主なルートを以下にまとめました。層雲峡と阿寒湖は便数が少ないので、自分で運転して回るのがおすすめです。
- 札幌駅から定山渓:じょうてつバスで約1時間です。便数と予約方法はじょうてつバスの公式サイトでご確認ください。
- 札幌駅から北海道大学:徒歩で約7分です。
- 洞爺湖:JR特急「北斗」で「洞爺駅」へ行き、道南バスに乗り換えて「洞爺湖温泉」へ向かいます。
- 大沼:JR函館駅から特急「北斗」または函館本線で「大沼公園駅」へ。函館市街から約30分です。
札幌から大沼までは片道4時間近くかかります。三地を結ぶ場合は、札幌から函館方面へ一方向に縦断し、JR北海道レールパスを組み合わせるのがおすすめです。
必見スポット:エリア別のハイライト
ルート順に、11か所の紅葉スポットと実用情報をまとめました。
層雲峡:大雪山で最も早く色づく渓谷
層雲峡は大雪山国立公園内にあり、北海道で最も早く紅葉が始まる地域の一つです。黒岳周辺では9月下旬から紅葉が見られ、層雲峡そのものは10月上旬〜中旬に見頃を迎えることが多いです。黒岳ロープウェイで高い場所に登れば、渓谷を見下ろせます。運行時間と料金はその時期の発表をご確認ください。

定山渓温泉:札幌近郊の紅葉の温泉郷
定山渓温泉は札幌市街から車で約1時間の距離にあり、札幌市民がよく訪れる秋の温泉郷です。10月上旬〜中旬が紅葉の盛りで、二見吊橋が定番の撮影スポットです。豊平川両岸のカエデと渓谷が互いに引き立て合います。豊平峡にはシャトルバスがあり、原生林の紅葉を見に行けます。10月末には多くの葉が落葉期に入っている可能性があります。

北海道大学:イチョウ並木の黄金のトンネル
北海道大学の前身は、1876年(明治9年)に創立された札幌農学校です。キャンパス内のイチョウ並木は長さ約380mで、両側に約70本のイチョウが並びます。黄葉の見頃は10月下旬〜11月上旬です。夕方は日が早く暮れるため、午後3時前の撮影がおすすめです。構内は無料で入場でき、JR札幌駅から徒歩約7分です。

中島公園:日本庭園と菖蒲池が彩る市街地の紅葉
中島公園は札幌の中心部にあり、地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口からすぐです。札幌駅から3駅の距離です。園内には日本庭園と菖蒲池があり、秋はカエデが水面に映ります。市街地で最も静かな紅葉スポットで、ベスト日は10月28日ごろです。園内は24時間開放されているため、行程の最初か最後に入れ、長距離移動の代わりに半日の散策を楽しめます。

大通公園:さっぽろテレビ塔のそばの紅葉並木
大通公園は大通西1丁目から12丁目にまたがり、さっぽろテレビ塔が公園の一端にそびえています。市の中心部で最も歩いて行きやすい紅葉スポットです。10月中旬〜11月上旬に多くの街路樹が色づき始めます。入園は無料です。狸小路での買い物やテレビ塔の夜景と合わせれば、同じエリアで紅葉と散策をまとめて楽しめます。

支笏湖:日本最北の不凍湖
支笏湖は千歳市にあり、新千歳空港から近い湖です。日本最北の不凍湖で、水深は秋田の田沢湖に次ぐ日本で2番目の深さです。10月中旬〜下旬が湖畔の紅葉の時期で、ベスト日は10月22日ごろです。

洞爺湖:遊覧船と湖上の中島の紅葉
洞爺湖は洞爺湖町にあり、今回のルート中盤の見どころです。見頃は10月中旬〜下旬ごろで、ベスト日は10月22日ごろです。洞爺湖汽船の遊覧船に乗れば、湖の真ん中や島から山々の紅葉を眺められます。湖畔から見る中島と山並みの対比は洞爺湖を代表する秋の景色です。湖畔は歩いても、レンタサイクルで一周してもよいでしょう。

有珠山と昭和新山:ロープウェイで登って洞爺湖を望む
有珠山と昭和新山は洞爺湖周辺にあり、山頂へは有珠山ロープウェイで上がれます。登頂すると、洞爺湖と周囲の色づき始めた山林を同時に見下ろせます。重なり合う景観を見たい方にぴったりのスポットで、湖の景色、火山地形、紅葉を一つの視界に収められます。ロープウェイの運行本数と料金は公式サイトの発表をご確認ください。悪天候の場合は運休することがあります。

大沼国定公園:大沼、小沼、駒ヶ岳
大沼国定公園は大沼、小沼、駒ヶ岳の火山で構成され、函館近郊にあります。函館市街から車で約30分です。10月中旬〜11月上旬が湖畔の紅葉の時期で、ベスト日は10月26日ごろです。湖と山の景色がシラカバ林と引き立て合います。湖畔を歩いて一周すると約2時間かかります。レンタサイクルや遊覧船、カヌー体験もあり、紅葉の島々の間を巡れます。

五稜郭公園:星形の要塞と展望台
五稜郭は幕末に武田斐三郎が設計した星形の要塞です。園内の展望台からは、五角星形の城郭と周囲の紅葉を見下ろせます。園内の開園時間は季節によって変わるため、出発前にご確認ください。函館市電「五稜郭公園前」停留場から徒歩約10分です。

香雪園:見晴公園内の夜のライトアップ
香雪園は見晴公園内にあり、もとは明治期に岩船峯次郎が築いた庭園です。秋はカエデが木々の影と引き立て合います。2026年の夜間ライトアップ「はこだてMOMI-Gフェスタ」は10月16日〜11月8日、毎日16:00〜21:00で、入場は無料です。カエデ並木は約100mです。

費用はどのくらい?ロープウェイ、遊覧船、ツアーの費用
北海道の紅葉シーズンの出費は、主にロープウェイ、屋内施設、遊覧船、貸切車です。屋外の紅葉スポットの多くは無料で、料金と運営時間は季節によって変わります。以下に要点をまとめましたので、出発前に公式発表をご確認ください。
もいわ山ロープウェイ:札幌の夜景と紅葉を一度に
札幌市南区の藻岩山にあり、運行時間は約10:30〜22:00で、季節によって変わります。山頂からは市街と周辺の山並みを見渡せ、夕方に乗れば夕日と夜景の両方を見られます。料金は季節やプランによって異なるため、最新の価格は公式サイトでご確認ください。
定山渓の紅葉谷のあとに回り、札幌市街へ戻る途中で乗る流れが最もスムーズです。
黒岳ロープウェイ:層雲峡の高みから大雪山の紅葉を見下ろす
上川郡上川町の層雲峡にあり、黒岳7合目まで登ると渓谷の全景が見られます。北海道の山岳部の紅葉を代表する眺めです。運行時間と料金は季節によって変わるため、その時期の発表をご確認ください。
山上は風が強く、朝晩の寒暖差もはっきりしているので、防寒着をお持ちください。層雲峡は札幌から遠いため、自分で運転するか、貸切車での訪問をおすすめします。

洞爺湖花火観賞船:湖上から紅葉とロングラン花火を眺める
洞爺湖ロングラン花火大会は2026年4月28日〜10月31日、毎晩開催されます。20:45ごろから約20分間です。花火観賞船は20:35ごろに出航し、所要時間は約40分です。料金は乗船前の発表をご確認ください。
風向きや風速が不安定な場合は中止になることがあります。予約前に、当日夜に開催されるかどうかをご確認ください。10月31日が最終日のため、11月に訪れても花火は見られません。
周辺の宿泊は?厳選おすすめ宿
洞爺湖畔亭:湖畔の露天風呂から中島の紅葉を望む
洞爺湖畔亭には空中露天風呂があり、湯に浸かりながら洞爺湖の中島の紅葉を眺められます。湖の景色と入浴を同じ旅程で楽しみたい方の選択肢です。
洞爺湖温泉街は洞爺湖畔にあり、洞爺湖温泉駅から歩いて行けます。車を使わない旅行者の宿泊に向いています。
札幌大通ラジェント宿泊ホテル:大通駅から徒歩5分の市街地の拠点
札幌大通ラジェント宿泊ホテルは札幌の大通エリアにあり、地下鉄大通駅から徒歩約5分です。近くに狸小路とさっぽろテレビ塔があり、市街の紅葉散策と買い物を同じ日にまとめたい方に合います。
大通エリアの宿は、狸小路やテレビ塔の夜景と組み合わせやすい立地です。宿泊前に、ホテルの大浴場の現在の営業状況をご確認ください。
定山渓温泉日帰り入浴:札幌近郊の半日入浴プラン
定山渓温泉は日帰りが可能で、札幌駅からバスで約1時間です。紅葉谷を散策したあとの入浴がおすすめです。
宿泊したい場合、温泉旅館の多くは定山渓温泉街に集まっています。札幌を宿泊の拠点にして定山渓は日帰りで訪れるほうが、行程の時間を比較的節約できます。
関連記事:北海道の紅葉スポット
よくある質問
Q:北海道の紅葉2026のベストシーズンはいつですか?
大雪山と層雲峡は9月下旬〜10月上旬ごろに色づき始め、定山渓と洞爺湖は10月中旬〜下旬に見頃を迎えることが多いです。札幌市街、大沼、函館は10月下旬〜11月上旬が最も美しい時期です。
Q:札幌・洞爺湖・大沼はどう回るとスムーズですか?
三地は北から南へ並んでいるため、札幌から入って函館から出る一方向の縦断ルートがおすすめで、4泊5日か5泊6日ほどかかります。札幌発着だけの場合は、大沼ではなく定山渓と支笏湖に行く方法もあります。
Q:洞爺湖の花火は2026年はいつまでですか?
第45回洞爺湖ロングラン花火大会は、2026年は毎晩10月31日まで打ち上げられます。10月31日が最終日のため、11月に洞爺湖を訪れても花火は見られません。出発前に主催者の公告に従ってください。
Q:函館・香雪園の夜間ライトアップは有料ですか?何時からですか?
2026年の夜間ライトアップ「はこだてMOMI-Gフェスタ」は10月16日〜11月8日の予定で、毎日16:00〜21:00、入場は無料です。開催日は公式の発表に従ってください。
Q:北海道の紅葉狩りにはレンタカーが必要ですか?交通は便利ですか?
札幌、洞爺湖、函館の間はJRとバスで移動できます。層雲峡は便数が少ないため、自分で運転するのがおすすめです。複数の場所をつなぐ旅程なら、自分で運転するのが最も融通がききます。
Q:北海道の紅葉狩りで注意することは?どんな服装が必要ですか?
北海道の秋は朝晩の寒暖差が10度以上になることがあります。秋の終盤は山間部で初雪が降る場合もあるため、防寒着と滑りにくい登山靴をお持ちください。山道の遊歩道が濡れて滑りやすいときは、足元に特にご注意ください。










