内容ガイド:下鴨神社・京都御苑・二条城・京都駅周辺の紅葉ルート

William が京都市内の紅葉名所7か所をまとめました。下鴨神社の糺の森、京都御苑、二条城、西本願寺、東本願寺、渉成園、東寺で、ルートは地下鉄と徒歩圏内に収まります。

京都御苑と西本願寺は銀杏が中心です。東寺と二条城は2026年秋に夜間ライトアップがあり、東本願寺と渉成園ではNAKED GARDEN NIGHTSの夜間ライトアップイベントが開かれます。

2026年の紅葉の見頃:市内の平地は山間部や東山より遅め

民間気象会社が9月13日に発表した第1回予想では、京都市全体の紅葉(モミジ)の見頃は約12月11日、銀杏は約11月27日です。これは市全体の参考値で、個々のスポットの予想ではありません。

市内の平地は、山間部や東山よりモミジが色づくのが通常遅めです。銀杏は紅葉より先に見頃を迎えるため、11月下旬は銀杏、12月上旬はモミジを楽しむ流れになります。

回り方:京都駅を起点に2回に分けて巡る

西本願寺・東本願寺・渉成園は京都駅の北側、徒歩圏内にあります。東寺は駅の南西にあり、近鉄京都線で京都駅から1駅の東寺駅で降ります。

下鴨神社と京都御苑は市の北部、二条城は市の西側にあります。「駅周辺」と「北部」の2回に分けて回るのがおすすめです。夜のライトアップを見るなら、東寺か二条城を最後に回しましょう。

京都市内の紅葉名所へのアクセス:地下鉄・京阪・近鉄の乗り方

7か所の紅葉スポットへの行き方一覧

各スポットの最寄り駅は次のとおりです。市内のスポットは地下鉄と徒歩でつなげられます。

  • 下鴨神社:京阪電車の出町柳駅から徒歩約12分です。
  • 京都御苑:地下鉄烏丸線の今出川駅または丸太町駅から徒歩すぐです。
  • 二条城:地下鉄東西線の二条城前駅です。
  • 東寺:近鉄京都線の東寺駅です。京都駅から1駅で、特急は停まりません。
  • 西本願寺・東本願寺・渉成園:京都駅の北側、徒歩圏内にあり、歩いてつなげられます。

京都市内の紅葉名所:下鴨神社・京都御苑から東寺まで

下鴨神社:糺の森の紅葉参道

下鴨神社(賀茂御祖神社)は世界遺産で、社前の糺の森は原生林がよく残る森です。南口の鳥居から林間の参道に入ると、木々が緑のトンネルをつくります。深秋にはモミジが色づき、瀬見の小川沿いの区間はゆっくり歩くのに最適です。

糺の森の紅葉は、市全体の予想(上の見頃の説明を参照)を基準としてください。11月末までに訪れるなら、先に御苑と西本願寺の銀杏を見て、そのあと糺の森でモミジを楽しめます。

下鴨神社は賀茂川と高野川が合流する場所にあります。糺の森には樹齢約600年の大木があり、紅葉期には参道の上で枝葉が赤と黄の天蓋のように重なります。林の中を流れる御手洗川には秋色が映り、水辺は撮影に向いています。紅葉の見頃は12月上旬から中旬が多いです。

下鴨神社境内の鳥居そばで色づくモミジ
下鴨神社境内の鳥居そばで色づくモミジ(写真:pcs34560/パブリックドメイン、ウィキメディア・コモンズ経由)
下鴨神社の河合神社の秋の彩り
下鴨神社境内、河合神社周辺の晩秋の紅葉(写真:MemColorLab/CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🕘 開門時間:境内は6:30〜17:00、糺の森は時間制限なし
  • 🎫 拝観料:無料
  • 🚉 アクセス:京阪電車の出町柳駅から徒歩約12分

京都御苑:園内に約20本の銀杏がある無料の国民公園

京都御苑は京都御所を囲む国民公園で、環境省が管理しています。園内には約20本の銀杏の大木があり、黄葉が小道の両側に散り敷かれます。京都の中心部で最も気軽に入れる紅葉スポットです。

園内の閑院宮邸跡収納展示館は無料で見学できます。歩き疲れたら、立ち寄って休憩できます。

京都御苑の面積は約65ヘクタールで、東西約700m、南北約1,300mです。環境省の資料では、紅葉は11月初旬に始まり、見頃は11月下旬から12月中旬です。九條池のあたりでは赤と黄の葉がそろい、拾翠亭から池を眺められます。銀杏の大木は苑内に点在するので、歩きながら探してください。

京都御苑の園内で色づく木々
京都御苑の園内で赤く染まったモミジ(2019年11月撮影)(写真:Another Believer/CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
京都御苑内、御花御殿付近のモミジ
京都御苑内、御花御殿付近のモミジ(写真:pcs34560/パブリックドメイン、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🕘 開苑時間:毎日24時間
  • 🎫 入苑料:無料。拾翠亭は別料金で、高校生以上300円
  • 🏛️ 閑院宮邸跡収納展示館:9:00〜16:30、月曜休館、無料で見学可
  • 🚉 アクセス:地下鉄今出川駅または丸太町駅から徒歩すぐ

二条城:庭園の池と夜間ライトアップが見どころの世界遺産

二条城は、徳川家康が1603年に造営した世界遺産です。城内の二の丸庭園は国の特別名勝で、深秋にはモミジが庭を彩ります。

2026年の二条城まつりは10月23日から12月6日まで開催されます。夜間ライトアップは10月23日から12月5日までで、夜間アート展「NAKED meets 二条城 2026」も開かれ、こちらは入場に別途チケットが必要です。

二の丸庭園は、1626年の後水尾天皇の行幸にあわせて小堀遠州らが改修したと伝わる書院造庭園です。池の中央に蓬莱島があり、左右に鶴島と亀島が配されています。大広間・黒書院・行幸御殿の3方向から庭を眺められます。建物の中から見るには、二の丸御殿の観覧券が別途必要です。

二条城の赤いモミジ
二条城境内で色づくモミジ(2008年12月撮影)(写真:Maechan0360/CC BY-SA 3.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
二条城庭園のモミジ
二条城庭園、お堀沿いのモミジ(2017年11月撮影)(写真:Sailko/CC BY 3.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🕘 開門時間:8:45から、入城は16:00まで、17:00閉門
  • 🎫 入城料:大人800円、中高生400円、小学生300円。二の丸御殿の観覧券を加えると大人1,300円
  • 📝 本丸御殿:入城券には含まれず、事前にネット予約が必要
  • 🚉 アクセス:地下鉄東西線の二条城前駅

西本願寺:御影堂前の樹齢約400年の大銀杏

西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で、世界遺産でもあります。御影堂前の大銀杏は樹齢約400年で、本願寺の公式サイトも秋の見どころに挙げています。黄葉が前庭を埋める頃が見ごろです。

市内で最も気軽に銀杏を楽しめる場所です。入場料は不要で、京都駅から歩いて立ち寄れます。

御影堂と阿弥陀堂はどちらも国宝です。御影堂前の大銀杏は、枝の形から「逆さ銀杏」と呼ばれます。1788年の大火の際、銀杏が水を噴いて御影堂を守ったという言い伝えから「水吹き銀杏」とも呼ばれ、京都市の天然記念物に指定されています。

西本願寺の御影堂前で色づく大銀杏
西本願寺の御影堂前で黄葉した大銀杏(画像提供:西本願寺公式サイト)
西本願寺の御影堂前の大銀杏
西本願寺の御影堂前、落葉期の大銀杏の枝ぶり(3月撮影、秋の色ではありません。写真:そらみみ/CC BY-SA 3.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🕘 開門時間:境内は5:30〜17:00、自由に参拝可
  • 🎫 拝観料:無料
  • 🚉 アクセス:京都駅の北側、徒歩圏内

東本願寺:御影堂前の夜間ライトアップ

東本願寺は真宗大谷派の本山です。御影堂は日本最大級の木造建築のひとつで、京都駅の北側、徒歩圏内にあります。

2026年秋、東本願寺と渉成園が共同で「NAKED GARDEN NIGHTS」を開催します。期間は10月31日(土)から12月6日(日)までで、日時指定券制、18:00から入場できます。昼に西本願寺の銀杏を見て、夕方に東本願寺へ移動すると、夜のイベントにちょうどつながります。

東本願寺の開門時間は、3月から10月が5:50〜17:30、11月から2月が6:20〜16:30です。渉成園は東本願寺の飛地境内で、両者は同じ寺院に属しています。夜間イベントを共同で開催するのはそのためです。

東本願寺の御影堂
東本願寺の御影堂(紅葉の写真ではありません。写真:Akonnchiroll/CC BY-SA 4.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🌙 夜間イベント:NAKED GARDEN NIGHTS 東本願寺・渉成園、10月31日〜12月6日、日時指定券 18:00から
  • 🚉 アクセス:京都駅の北側、徒歩圏内

渉成園:丹楓渓と西門の銀杏が見どころの回遊式庭園

渉成園は枳殻邸とも呼ばれる東本願寺の庭園で、池を中心に歩いて巡れる回遊式庭園です。丹楓渓と西門付近の銀杏が主な紅葉スポットで、木はイロハモミジと銀杏が中心です。例年の見頃は10月下旬から12月上旬ごろです。

渉成園もNAKED GARDEN NIGHTSの会場です。夜間イベントは東本願寺と同じ日時指定券で入場できます。

渉成園は、徳川家光が東本願寺第13代の宣如上人に寄進した庭園で、石川丈山の作庭と伝わります。1936年に国の名勝に指定されました。印月池を中心に、印月池・傍花閣・臨池亭・滴翠軒・回棹廊が紅葉のおすすめの視点です。

渉成園の臨池亭そばの銀杏とモミジ
渉成園の臨池亭そばで色づく銀杏とモミジ(2013年12月撮影)(写真:Richard, enjoy my life!/CC BY-SA 2.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🕘 開園時間:3〜10月 9:00〜17:00(受付は16:30まで)、11〜2月 9:00〜16:00(受付は15:30まで)
  • 🎫 庭園維持寄付金:大人700円以上、中高生300円以上、小学生以下は無料
  • 🚉 アクセス:京都駅の北側、徒歩圏内

東寺:五重塔と瓢箪池に映る夜の紅葉ライトアップ

東寺の五重塔は高さ約55mで、現存する日本最高の木造塔です。夜間ライトアップでは、塔のまわりの紅葉が瓢箪池の水面に映ります。京都市内で最も有名な夜の紅葉の景色です。

2026年秋は、金堂・講堂の夜間特別拝観と紅葉ライトアップが10月31日から12月13日まで行われます。同じ期間に五重塔の初層が特別公開され、講堂の立体曼荼羅も周回して拝観できます。宝物館では特別展「東寺五重塔の美術と歴史」が9月20日から11月25日まで開かれます。

東寺の境内は5:00から17:00まで開いています。国宝の観智院は通年公開で、秋の特別拝観の期間に限りません。夜間の混雑を避けたいなら、昼にも見られる場所があります。

東寺の五重塔と瓢箪池に映る夜の紅葉
東寺の五重塔と瓢箪池に映る夜の紅葉(写真:lumoplank/CC0、ウィキメディア・コモンズ経由)
東寺の夜間ライトアップ、紅葉と五重塔の映り込み
東寺の夜間ライトアップ、紅葉と五重塔の映り込み(2020年12月撮影)(写真:Raita Futo/CC BY 2.0、ウィキメディア・コモンズ経由)
  • 🌙 夜間特別拝観:10月31日〜12月13日、18:00〜21:30(受付は21:00まで)、1,000円
  • 🎫 昼間のセット券:10月31日〜11月25日、五重塔初層+金堂・講堂 1,200円
  • 🚉 アクセス:近鉄京都線の東寺駅(京都駅から1駅、特急は停まりません)

京都市内の紅葉観賞にかかる費用:無料スポットと夜間チケット

無料で紅葉を楽しめる場所:京都御苑・下鴨神社・西本願寺

京都御苑は毎日24時間、無料で入苑できます。下鴨神社と西本願寺も境内の参拝は無料です。入場料なしで銀杏とモミジを楽しめます。

有料スポットと夜間チケット

二条城の入城料は大人800円で、二の丸御殿の観覧券を加えると1,300円です。渉成園の庭園維持寄付金は大人700円以上、東寺の夜間特別拝観は1,000円です。東本願寺と渉成園のNAKED GARDEN NIGHTSは日時指定券です。二条城の夜間アート展も別途チケットが必要です。

京都駅周辺のホテル:烏丸と駅周辺

京都駅・烏丸周辺:交通の便が最もよい

京都駅や烏丸周辺に泊まれば、朝は地下鉄烏丸線で今出川駅へ北上し、京都御苑の銀杏を見に行けます。西本願寺・東本願寺・渉成園は駅の北側の徒歩圏内で、東寺は近鉄で1駅です。

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よくある質問

Q:京都市内の紅葉の見頃はいつですか?

京都市内全体では約11月中旬から12月上旬です。2026年の市内予想は、紅葉が約12月11日、銀杏が約11月27日で、民間気象会社の参考値です。

Q:下鴨神社の糺の森は入場券が必要ですか?

下鴨神社は境内の拝観が無料で、糺の森は時間制限がなく、入場券は不要です。境内の開門時間は6:30から17:00までです。

Q:京都御苑の開苑時間と入苑料は?

京都御苑は毎日24時間、無料で入苑できます。閑院宮邸跡収納展示館は9:00〜16:30に無料で見学できます。月曜と年末年始は休館で、拾翠亭は別料金です。

Q:下鴨神社へはどう行きますか?

最寄り駅は京阪電車の出町柳駅で、徒歩約12分です。

Q:二条城の秋の夜間ライトアップはいつですか?

2026年の二条城まつりは10月23日から12月6日までで、夜間ライトアップは10月23日から12月5日までです。夜間アート展「NAKED meets 二条城 2026」も同時開催で、入場には別途チケットが必要です。