2026年版 金森赤レンガ倉庫・函館ベイエリア散策ガイド:函館港でいちばんロマンチックな赤レンガ倉庫群

金森赤レンガ倉庫は函館ベイエリアにあり、4つの施設で構成され、ショッピング、グルメ、海の景色を楽しむ散策ができる、函館で必ず訪れたいランドマークです。函館開港以来の港町の歴史を伝えるだけでなく、函館ベイエリア散策ルートの中心的な出発点でもあります。午後から夕方にかけての時間帯がおすすめで、滞在時間は2〜3時間がちょうどよく、港の風景と夜のライトアップの雰囲気を一緒に楽しめます。
金森赤レンガ倉庫の歴史
初代・渡邊熊四郎が1869年(明治2年)に「金森洋物店」を開業し、1887年(明治20年)に既存の建物を買い取って営業倉庫として使い始めました。1907年の函館大火の後、倉庫は1909年(明治42年)に防火レンガで再建され、現在の赤レンガの外観になりました。
函館ベイエリアのランドマークである金森赤レンガ倉庫は、函館開港以来の貿易の発展を見守ってきました。伝統的な倉庫から、ショッピング、飲食、イベントを備えた複合観光施設へと姿を変え、函館の港町文化を知るのに最適な入口です。

4つのエリアのショッピング・グルメ総覧
金森赤レンガ倉庫は、BAY HAKODATE、金森洋物館、函館ヒストリープラザ、金森ホールの4つのエリアに分かれ、敷地内には数多くの店舗やレストランがあり、買い物、食事、写真撮影を楽しめます。物販店の営業時間は9:30〜19:00で、年中無休です。
金森洋物館は最も規模が大きく、お土産や雑貨が中心です。BAY HAKODATEは運河に面しており、ロマンチックな雰囲気です。函館ヒストリープラザは木造の梁や柱が残され、大型のビアレストランがあります。金森ホールでは不定期に展示や地域のイベントが開かれます。
訪れるのに最適な時間帯と滞在時間の目安
午後から夕方にかけて訪れるのがおすすめです。日中はまず店を見て買い物をし、夜になって運河のライトアップが始まったら港沿いを散歩して写真を撮ると、函館山の夜景コースとも見事に補い合います。物販店は夜7時まで、函館ビヤホールは21:30まで営業しているため、買い物は日中に済ませ、夜にあらためて戻ってライトアップと港の夜景を楽しみましょう。
全体の滞在時間は2〜3時間が目安です。グルメ、お土産、写真撮影もすべて楽しみたい場合は半日に延ばし、周辺の八幡坂や函館山ロープウェイとあわせて計画すると、函館ベイエリアを巡る充実した1日散策ルートになります。
2026年版 金森赤レンガ倉庫・ベイエリア散策へのアクセスは?交通手段と費用の完全ガイド
金森赤レンガ倉庫へのアクセス方法をまとめて紹介
- 函館市電:谷地頭または函館どつく前行きに乗り、「十字街」電停で下車して徒歩約5分です。片道運賃は210〜260円で、本数も多く、いちばんおすすめの方法です。
- 徒歩:JR函館駅から徒歩約15分で、道中に函館朝市にも立ち寄れます。荷物の少ない旅行者に向いています。
- 函館バス:「元町ベイエリア周遊号」は大人250円で、函館駅前から出発する方に向いています。
- タクシー:函館駅前から約5分で、料金は700円〜が目安です。大きな荷物がある場合や深夜の移動に向いています。
- 車:タイムズ24の金森赤レンガ倉庫駐車場が利用でき、1時間あたり約600円です。1,000円以上のお買い物で2時間分の割引が受けられます。
2026年版 金森赤レンガ倉庫・ベイエリア散策の見どころは?4つのエリアと周辺スポットを徹底解説
以下では、重要度の高い順にベイエリアの必訪スポットを紹介します。倉庫群の内外あわせて12か所の見どころです。
BAY HAKODATE:港のショッピング・グルメエリア
BAY HAKODATEは運河に隣接するエリアで、赤レンガの映り込みを撮影するのにいちばんの場所です。館内にはファッション、雑貨、飲食など複数の店舗があり、運河沿いを散歩するとロマンチックな雰囲気で、カップルの散歩コースとして人気です。
夕方の訪問がおすすめで、運河の両側の街灯と倉庫の外壁の温かな黄色い明かりが互いに引き立て合い、水面に映る姿がとりわけ魅力的です。このエリアは年中開放されており、多くの店は夜7時まで営業しています。冬は雪景色が北国らしい風情を添え、滞在時間は30〜45分が目安です。

金森洋物館:お土産好きにはたまらないショッピングの殿堂
金森洋物館は敷地内で最も規模の大きいエリアで、北海道・函館限定のお土産が中心ですが、アニメキャラクターの雑貨や生活小物も見つかります。この前身はまさに渡邊熊四郎が創業した「金森洋物店」で、倉庫群全体の名前の由来でもあり、歴史的にとても意義深い場所です。
館内はチーズケーキやクッキーからガラス工芸品まで品ぞろえが豊富で、5,000円以上(税抜)のお買い物で免税手続きができます。1時間ほど時間を取ってじっくり選ぶのがおすすめです。ピーク時は混み合うため、平日の午前中に訪れると行列を避けられます。

函館ヒストリープラザ:巨大ビアレストランのあるエリア
函館ヒストリープラザには、倉庫本来の木造の梁・柱やレンガ壁の構造が残されており、館内には大型のビアレストラン「函館ビヤホール」があります。できたての生ビールと北海道の郷土料理を楽しめます。吹き抜けの空間にレトロな工業風の内装が合わさり、倉庫の内部構造がもっともよく分かるエリアです。
ノスタルジックな雰囲気が好きな方に向いています。食事のピークは昼と夕方に集中するため、12時から13時のランチの混雑を避け、午後2時以降に訪れるとゆったり過ごせます。函館ビヤホールの営業時間は平日11:30〜21:30(ラストオーダー21:00)、土日祝は11:00からで、年中無休です。

金森ホール:多目的な展示・コンサートスペース
金森ホールはベイエリア内の多目的な催事スペースで、不定期に展示や地域のイベントが開催され、赤レンガの壁が濃いノスタルジックな雰囲気を生み出しています。訪れたときにイベントが開かれていたら、中に入って地元の文化の空気に触れてみてはいかがでしょうか。
会場の用途は流動的で、開館時間はその日のイベントによって異なるため、事前に公式サイトの案内をご確認ください。イベントがない日でも、建物外観の赤レンガそのものが写真に収める価値があり、4つのエリアの中でいちばん芸術的な雰囲気のあるエリアです。

七財橋:函館ベイエリアのベストな撮影スポット
七財橋はベイエリアの運河にかかり、橋の上から赤レンガ倉庫群、函館山、港の景色を一度にカメラに収められます。とくに夕暮れ時は色彩がもっとも豊かです。現在の橋は1969年に架け替えられたもので、車も歩行者も通行します。
夕方、空が暗くなり倉庫の明かりがともってから訪れるのがおすすめです。撮影の際は歩道にとどまり、車に注意して、柵を乗り越えないようにしてください。
八幡坂:函館を代表する坂道の絶景
八幡坂は函館の港町でもっとも定番の撮影スポットで、坂の上から海のほうを望むと、津軽海峡と行き交うフェリーを一望できます。函館観光のポスターでもよく使われるアングルです。金森赤レンガ倉庫から徒歩約10分の距離で、同じ行程に組み込むのに向いています。
坂道の両側には明治時代の洋館建築が残り、冬の雪景色と夏の青空でそれぞれ違った趣があります。早朝か夕方に訪れると、車や人の流れを避けて、もっとすっきりした構図で撮れます。通年自由に通行でき、入場料は不要です。

函館山:ミシュラン三つ星の夜景展望台
函館山は函館旅行のクライマックスで、山頂展望台からの百万ドルの夜景はミシュラン・グリーンガイドで三つ星の評価を受けています。金森赤レンガ倉庫の散策とも相性抜群で、昼間は倉庫を巡り、夕方に山へ上って夜景を見るのが定番のプランです。
ロープウェイは片道約3分で、大人は往復1,800円、片道1,200円です。毎年10月下旬から11月上旬に約20日間の点検運休があります(2026年は10月20日から11月8日)。山麓のロープウェイ乗り場には30分前に着いて並ぶのがおすすめです。山頂は風が強く気温が低いため、防寒着を持参しましょう。秋冬はとくに気温差がはっきりしています。

函館朝市:北海道の新鮮な海産物が並ぶ朝市
函館朝市はJR函館駅のすぐ隣にあり、数百軒の海鮮の屋台やレストランが集まっています。ウニ、カニ、イクラなど北海道の新鮮な魚介を味わえるほか、その場で自分でイカ釣りをする体験もでき、朝の行程の最適な出発点です。
各店の営業時間はそれぞれ異なり、多くは早朝から昼前後に集中しているため、朝食またはブランチの時間帯に訪れるのがおすすめです。朝市を回ったあと、歩くか市電で金森赤レンガ倉庫へ向かえば、午後のベイエリア散策につなげられます。

五稜郭公園:日本初の西洋式星形要塞
五稜郭公園は日本初の西洋式の星形城郭跡で、江戸時代末期に築かれました。五稜郭タワーに上ると、完全な五芒星の形を見下ろすことができ、とくに桜の季節と夜のライトアップの時期は格別に壮観で、函館近郊で必ず訪れたい歴史スポットです。
金森赤レンガ倉庫から市電で約20分で、半日かけて単独で訪れる行程に向いています。公園は通年開放されており、五稜郭タワー展望台の入場料は約1,200円です。春の桜と冬の雪明かりの祭りが、おすすめの2つの訪問シーズンです。

元町:異国情緒あふれる洋館建築群
元町は函館開港後に外国の領事館や教会が集まった地域で、明治・大正期の洋館建築が数多く残っています。旧イギリス領事館やカトリック教会などがあり、赤レンガ倉庫の工業的な雰囲気とは鮮やかな対比をなし、散策や写真撮影を延長するのに最適なルートです。
金森赤レンガ倉庫から八幡坂を上って元町まで歩くのがおすすめで、所要時間は約20〜30分です。道中は坂の起伏が大きいため、歩きやすい靴を履き、一棟一棟の建物のディテールをゆっくり楽しめるよう時間に余裕を持ってください。

函館八幡宮:函館の総鎮守の神社
函館八幡宮は函館地域の総鎮守の神社で、主祭神は応神天皇、開運と航海安全を祈願する、地元の方々にとって大切な信仰の中心です。境内ではお守りや御朱印をいただけるので、神社巡りが好きな方は立ち寄ってみてください。
境内は静かで落ち着いた雰囲気で、ベイエリアのにぎやかな商業的な空気とは対照的です。行程の終わりに立ち寄って、心を落ち着けるのに向いています。神社は通年参拝でき、御朱印の受付時間は神社の案内をご確認ください。事前に計画しておくと、無駄足を避けられます。

津軽海峡フェリー函館ターミナル:本州をつなぐ海の玄関口
津軽海峡フェリー函館ターミナルは、函館と青森を結ぶ重要な海上交通の拠点です。ターミナル周辺は大型フェリーの出入港を眺めるのにも絶好の場所で、船や港の風景が好きな方は立ち寄ってみるとよいでしょう。
金森赤レンガ倉庫から車で約10〜15分です。ターミナル自体は典型的な観光スポットではありませんが、大型フェリーの出入港を見ることができます。

2026年版 金森赤レンガ倉庫・ベイエリア散策の費用は?入場料、遊覧船、体験ツアーを整理
函館の金森赤レンガ倉庫群そのものを見て歩く散策は完全に無料ですが、ベイエリアをより深く満喫したい場合は、周辺の遊覧船、体験ツアー、お得なチケットとあわせるのがおすすめです。料金は数百円の単品体験から数千円のセットプランまでさまざまです。以下に2026年にいちばんおすすめの有料プランを整理したので、予算と時間配分の参考にしてください。
函館港のロマンチック遊覧船:海上から赤レンガ倉庫と函館山の夜景を眺める
観光遊覧船「ブルームーン」の乗り場は末広町14-17にあり、赤レンガ倉庫のすぐ隣で、海上から函館山とベイエリアを眺められます。
昼のベイエリアクルーズは約30分で、大人2,800円、小学生1,400円です。夜の周遊は約60分で、大人3,800円、小学生1,900円で、10:30〜18:30ごろに運航し、冬季は休業します。
出発前に、当日の運航状況と予約の要否を事業者にご確認ください。
函館スペシャルチケット:市電1日乗車券と12枚のポイント券
「はこだてスペシャルチケット2026」は1冊3,700円で、市電1日乗車券に引き換えられる乗車券1枚と、指定施設で使える12枚のポイント券が含まれており、有効期限は2027年3月31日までです。
ポイント券は、函館山ロープウェイ往復(7枚)、五稜郭タワー(4枚)、函館ビヤホールやSnaffle’s(各1枚で250円分に利用)などに使えます。JR函館駅構内の函館市観光案内所で販売しています。
ポイント券は一度に複数枚使え、お釣りは出ません。各施設の営業時間は異なるため、利用前にご確認ください。
函館山ロープウェイ:料金、営業時間、運休期間
函館山ロープウェイの通常運賃は大人往復1,800円、片道1,200円で、営業時間は4月20日から9月30日が10:00〜22:00、10月1日から翌年4月19日が10:00〜21:00です。毎年10月下旬から11月上旬に約20日間の点検運休があり、2026年は10月20日から11月8日です。行程を組む前に必ずご確認ください。

電子チケットは事前購入できますが、電子チケットは割引チケットではありません。日没前後に山に上り、夕日と夜景を同時に楽しむのがおすすめです。
元町の異人館と教会群ガイド散策:赤レンガ倉庫から広がる歴史巡り
元町には明治・大正期の西洋建築が数多く残っており、旧函館区公会堂や教会群もあります。函館開港の歴史を知るうえで重要なスポットで、多くのガイドツアーが、赤レンガ倉庫と元町を結んだ半日のルートを組んでいます。

元町の旧函館区公会堂と旧イギリス領事館(開港記念館)の入館料は、それぞれ300円です。ガイドツアーの内容、言語、料金は主催者によって異なるため、予約前に集合場所とキャンセル規定をご確認ください。
自分で歩いて探索するのも便利で、坂道沿いの八幡坂や二十間坂は人気の撮影スポットです。全行程は約1〜1.5時間です。
2026年版 金森赤レンガ倉庫・ベイエリア散策の周辺で泊まるなら?立ち寄り宿泊のエリア案内

ベイエリア周辺の宿泊エリア:赤レンガ倉庫から歩いて行けるホテルの選択肢
赤レンガ倉庫の早朝や夜の雰囲気を味わいたい場合は、ベイエリア周辺の宿が向いています。たとえば、倉庫エリアのすぐ隣にあるLa Vista Hakodate Bay、JR函館駅から徒歩約8分のHakodate Kokusai Hotel、函館山ロープウェイに近いHotel WBF Grande Hakodateなどがあります。

予算を抑えたい場合はToyoko Inn Hokkaido Hakodate Ekimae Asaichi、ビジネス利用の方はFour Points by Sheraton Hakodateもご検討ください。
よくある質問
Q:金森赤レンガ倉庫に入場料はかかりますか?
金森赤レンガ倉庫自体は入場無料です。ベイエリアの遊覧船、クリスマスイベントの一部、ロープウェイなどの体験のみ、別途チケットの購入が必要です。
Q:金森赤レンガ倉庫へはどう行くのがいちばん便利ですか?
函館市電で「十字街」電停で下車し、徒歩約5分で着くのがいちばんおすすめの方法です。JR函館駅から徒歩約15分でも行けます。
Q:金森赤レンガ倉庫の営業時間は何時までですか?
物販店の営業時間は9:30〜19:00、函館ビヤホールは21:30までで、年中無休です。買い物は日中に済ませ、夜になってから夜景を撮りに戻ってくるのがおすすめです。
Q:金森赤レンガ倉庫の駐車料金はどう計算されますか?
タイムズ24の駐車場は1時間あたり約600円で、1,000円以上のお買い物で2時間分の駐車料金が割引になり、かなりお得です。
Q:金森赤レンガ倉庫のベストシーズンはいつですか?
一年中楽しめますが、冬の雪景色と、11月下旬から12月のクリスマスのライトアップがもっともロマンチックで特別な雰囲気です。
Q:金森赤レンガ倉庫にはどのくらいの時間を見ておくとよいですか?
一般的には2〜3時間の滞在がおすすめです。じっくり買い物や撮影をしたい場合は、半日に延ばしてもよいでしょう。
Q:金森赤レンガ倉庫は平日と休日で混雑に大きな差がありますか?
休日の午後は人出が明らかに多くなります。平日の午前中か、食事時間を外して訪れると、ゆったり過ごせます。




