2026年版 小樽オルゴール堂と北一硝子ガイド:メルヘン交差点のオルゴールとガラス工芸、二つの名所

Former Otaru Warehouse
Former Otaru Warehouse

小樽オルゴール堂本館と北一硝子はどちらも堺町通り商店街にあり、徒歩約5分。北海道旅行で外せない二大スポットです。

小樽オルゴール堂本館は1915年(大正4年)の建築で、日本最大級のオルゴール専門店です。旅行者の間では「小樽オルゴール博物館」とも呼ばれています。館内で展示・販売されているオルゴールの数は、巷では「数千種類」とざっくり紹介されがちですが、より正確には、入館無料で約3,200種類が並び、木製・ガラス製・陶器製など素材もさまざま、総数は数万点にのぼる、まさにオルゴールの海です。そこから徒歩5分の北一硝子は1901年創業。もともとは漁業用ガラス浮き玉と石油ランプを作っていた老舗で、今では北海道を代表するガラス工芸ブランドに成長しました。特に三号館で167灯の石油ランプが灯る「北一ホール」のカフェは、誰もが一度は体験したいロマンチックな空間です。この2か所に、周辺の堺町通り商店街、メルヘン交差点、人気スイーツ店を加えれば、半日から1日たっぷり楽しめます。カップルでも家族連れでも一人旅でも満喫でき、ツアー客で混み合う昼の時間帯を避けて朝か夕方に訪れるのがおすすめです。ガラス工芸とスイーツの二つの楽しみを、時間に余裕をもってゆっくり味わいましょう。

小樽オルゴール堂本館

メルヘン交差点に建つ築100年超の赤レンガ建築で、日本最大級のオルゴール専門店です。入館無料で、約3,200種類、数万点のオルゴールが並び、旅の出発点でありハイライトでもあります。

小樽オルゴール堂本館
小樽オルゴール堂本館

北一硝子三号館

明治期の漁業倉庫を改装した建物で、館内の167灯の石油ランプは一年中電気照明を使いません。開店時間に行われる点灯の儀式と、平日のピアノ演奏は、北海道でも指折りの雰囲気を持つガラス工芸体験です。

北一硝子三号館
北一硝子三号館

堺町通り商店街

オルゴール堂、北一硝子、小樽運河をつなぐ中心の通りで、ルタオ、六花亭、北菓楼などの人気スイーツ店が並びます。1日の観光で全スポットを結ぶ、最適な動線です。

堺町通り商店街
堺町通り商店街
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2026年版 小樽オルゴール堂と北一硝子へのアクセスは? 交通手段と費用を徹底解説

札幌から小樽へは南小樽駅で降りるのがおすすめです。駅を出れば引き返すことなく順に観光できます。

JR函館本線の快速:南小樽駅から出発するのがいちばん楽

札幌駅からJR函館本線の快速で約30〜40分、片道運賃は約800円です。小樽駅ではなく「南小樽駅」で降りるのがおすすめです。駅を出て下り坂を歩くこと約5分で、メルヘン交差点にある小樽オルゴール堂本館に着きます。見学後は堺町通りを小樽運河方面へ進み、最後は小樽駅から電車で札幌に戻れば、全行程で引き返す必要がありません。

JR函館本線の快速
JR函館本線の快速

中央バス小樽市内線:小樽駅と運河周辺を結ぶ

小樽駅で降りた場合は、北海道中央バスの市内路線で堺町通りや運河へ向かえます。所要時間は約10分、片道運賃は約210円です。足に自信のない方や大きな荷物がある方に向いており、本数は多いものの、休日のピーク時は待ち時間に余裕を見ておきましょう。

中央バス小樽市内線:小樽駅と運河周辺を結ぶ
中央バス小樽市内線:小樽駅と運河周辺を結ぶ(Photo: Chuoterminal 02 at Japanese Wikipedia / CC BY 3.0, via Wikimedia Commons)

堺町通りエリアの歩き方:オルゴール堂から運河まで約20分

オルゴール堂と北一硝子は同じ堺町通りにあり、徒歩5分ですが、オルゴール堂から小樽運河まではかなり距離があり、実際の徒歩は約20分、距離は約1.6kmです。隣接するスポットではないので、二つが近いと思い込んで見学時間を詰めすぎないよう、余裕をもって計画してください。

堺町通りエリアの歩き方
堺町通りエリアの歩き方

車での訪問と周辺駐車場:市内は料金の差が大きい

車の場合は堺町通り周辺の有料駐車場を利用できます。料金は1時間あたり約200〜400円とまちまちです。運河周辺は繁忙期に空きを見つけるのが難しいため、小樽駅付近の市営駐車場に停めて、徒歩かバスで向かうのがおすすめです。駐車場探しの時間をかなり節約できます。

2026年版 小樽オルゴール堂と北一硝子ガイド 見どころは? エリア別ハイライト総まとめ

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小樽オルゴール堂本館:百年の赤レンガに息づくオルゴール博物館

小樽オルゴール堂本館は1915年の建築で、メルヘン交差点に建っています。大正時代に建てられた歴史的建造物を活かした展示・販売スペースで、多くの旅行者に「小樽オルゴール博物館」と呼ばれています。本館は入館無料。館内には約3,200種類のオルゴールがあり、素材は木製、ガラス製、陶器製など、総数は数万点にのぼります。詳細は小樽オルゴール堂の公式サイト(otaru-orgel.co.jp)をご覧ください。

アンティークオルゴールの展示と手作りオルゴール体験は、徒歩数分の2号館で行われています。館内は通路が狭く、すべて割れ物のため、大きなリュックやベビーカーでの入館は控えることをおすすめします。

小樽オルゴール堂本館
小樽オルゴール堂本館

蒸気時計:バンクーバーと並ぶ、世界でも数少ない蒸気時計の一つ

本館の入口にそびえる蒸気時計は、1977年にカナダの時計職人が製作したもので、高さは約5.5m。カナダ・バンクーバーのガスタウンにある蒸気時計と並ぶ存在で、小樽を代表するランドマークの一つです。観光客が皆スマートフォンを構えて待つ撮影の定番スポットでもあります。15分ごとに時計から蒸気が噴き出し、五音階の汽笛が鳴ります。正時にはさらに演奏が加わり、現地はとてもにぎわいます。

正時と15分ごとの時報の時間は撮影の人でいっぱいになるため、5〜10分前には着いて場所を確保しておくのがおすすめです。スマートフォンは動画モードにして縦向きに構えると、蒸気が噴き出して汽笛が鳴る瞬間をしっかり収められます。日が暮れ始める夕方に訪れると、蒸気と暖色の明かりが重なってロマンチックな雰囲気になり、写真愛好家の間でも最高の撮影時間帯といわれています。本館を見学した後に立ち寄って記念撮影するのにもぴったりです。

蒸気時計
蒸気時計

小樽オルゴール堂2号館:見落とされがちな穴場スポット

いつも混雑している本館に比べ、小樽オルゴール堂2号館は規模が小さく知名度も低めですが、地元のガイドでは隠れたおすすめスポットとして紹介されることが多い場所です。2号館は本館から徒歩わずか数分、アンティークミュージアムとして、エオリアンのパイプオルガン(毎日約6回演奏)や手作りオルゴール体験の工房を備えており、本館の展示販売スペースとは趣が異なります。

本館ほどの知名度がないため、2号館は通常、並ばずにゆっくり買い物ができ、ツアー客に出会うことも少なく、比較的のんびり見学できます。時間に余裕があれば、本館の混み合った展示エリアを見終えた後に、ここでゆったり締めくくるのがおすすめです。

小樽オルゴール堂2号館
小樽オルゴール堂2号館

北一硝子三号館(北一ホール):167灯の石油ランプが灯るロマンチックなひととき

北一硝子は1901年創業で、「硝子」とはガラスのこと。かつては漁業用ガラス浮き玉と石油ランプの製造で知られ、今では北海道を代表する高級ガラス工芸ブランドへと転身しました。三号館は旧漁業倉庫を改装した建物で、館内には店内で最も有名な「北一ホール」があります。電気照明はまったく使わず、167灯の石油ランプだけが揺らめくロマンチックな光と影を生み出し、その雰囲気は小樽でも屈指です。

毎日開店時間(8:45)に167灯の石油ランプが一つずつ灯されます。月曜から金曜(祝日を除く)にはピアノ演奏も行われ、この光景を見るために早起きして訪れる人も少なくありません。北一ホールでは特製ミルクティーなどのドリンクやスイーツを提供していますが、席数が限られており、人気の時間帯は待つことがよくあります。また、石油ランプの点灯で、ほのかに油煙のにおいがするため、においに敏感な方は事前に知っておいたうえで長居するかを判断するとよいでしょう。

北一硝子館の回り方:三号館の「和」「洋」「カントリー」3フロア

北一硝子三号館は小樽市堺町7-26にあり、「和」フロア、「洋」フロア(北一プラザ)、「カントリー」フロアの3つのテーマに分かれています。各フロアでは手作りのガラス製品を中心に、テーマに合わせた工芸品や装飾品を販売しています。北一硝子のおすすめのお土産を選ぶなら、まず好みのスタイルでフロアを決めてからゆっくり見て回るとよいでしょう。公式サイトでは各フロアの現在の営業時間は10:00から18:00とされています。最新情報は北一硝子の公式サイト(kitaichiglass.co.jp)をご確認ください。

北一ヴェネツィア美術館と周辺の別館:ヴェネツィアングラス工芸

北一硝子三号館の周辺には、ヴェネツィアングラス工芸をテーマにした北一ヴェネツィア美術館(堺町5-27)もあります。色彩豊かで華やかなデザインが、三号館の落ち着いたレトロな雰囲気と対照的です。このほか北一硝子は堺町通りにクリスタル館などの直営別館も展開しています。最新の営業情報は北一硝子の公式サイト(kitaichiglass.co.jp)をご確認ください。

これらの別館は堺町通りに集中しており、歩く距離も短いため、同じ行程の中でまとめて回るのにぴったりです。予算や贈る相手に合わせて選ぶのがおすすめです。

堺町通り商店街:小樽のガラスとスイーツの大通り

堺町通り商店街は全長約800mで、小樽オルゴール堂、北一硝子、小樽運河をつなぐ旅のメインルートです。沿道には明治から大正期の洋風石造建築が数多く残り、両側にはガラス工芸店、人気スイーツ店、海鮮の屋台が並んでいます。多くの旅行者から「ガラスとスイーツの大通り」と形容されています。

特に注意したいのは、商店街の多くの店が閉まるのが早く、午後5時から6時ごろという点です。夕方になってから到着すると、人気店の営業時間を逃してしまうかもしれません。通り自体は幅が広くなく、人出も多いため、大きなスーツケースやベビーカーでの移動は大変です。重い荷物はホテルやコインロッカーに預けて、身軽にゆっくり歩くのがおすすめです。

メルヘン交差点:小樽でいちばんロマンチックな交差点

メルヘン交差点は小樽オルゴール堂本館がある場所で、周囲には明治から大正期の洋風赤レンガ建築が残っています。小樽で最もロマンチックな一角として知られ、ルタオ本店とオルゴール堂が向かい合うランドマークの交差点でもあります。

おすすめの訪問時間は、街灯がともり始める夕方です。暖色の街灯と赤レンガの建物が互いを引き立て、人物写真にも街並みの撮影にも最適です。交差点全体を見下ろしたい場合は、向かいのルタオ本店の最上階にある展望台へ。無料で最も定番のアングルから撮影できるので、撮影プランに欠かせない穴場です。

ルタオ本店:ドゥーブルフロマージュと無料展望台

ルタオ本店はメルヘン交差点にあり、小樽オルゴール堂本館と向かい合う、小樽スイーツを代表する名店です。看板商品は口の中でとろける二層のチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で、ダージリン紅茶のチョコレートも人気です。店内にはカフェスペースがあり、できたてのスイーツをその場で味わえます。

本店の最上階には無料で開放されている展望台があり、メルヘン交差点とその周辺の赤レンガの街並みを高い位置から見下ろせます。ランドマークの全景を撮影できる隠れた穴場で、追加料金は一切かかりません。繁忙期の休日は混雑するため、昼食のピーク時間を避けて訪れると、ゆっくりスイーツを楽しみ、落ち着いて撮影できます。

ルタオ本店
ルタオ本店

六花亭 小樽運河店:いちごチョコと酒糖のお土産の定番

六花亭 小樽運河店は堺町通りにあり、北海道を代表する老舗スイーツブランドです。看板商品は季節限定のいちごチョコ、サクサクの食感のマルセイバターサンド(ラムレーズン)、そして宝石箱のように美しい形のフルーツ酒糖(お酒の入った砂糖菓子)などです。価格も手頃でパッケージも素敵なため、贈り物にも自分用にも人気の選択肢です。

店内ではよく試食が提供されているので、味を確かめてから買えて失敗がありません。知名度が高いため休日は行列ができることも多く、平日の午前中に訪れると、落ち着いてお土産を選べます。時間がない場合は、新千歳空港の店舗で買い足すのもよいでしょう。

北菓楼 小樽本館:妖精の森バームクーヘンは必買

北菓楼は北海道を代表する和洋菓子ブランドで、小樽本館は堺町通りの街区にあるレトロな赤レンガの洋館に構えています。店内は古典的で上品な内装で、写真を撮るだけでも雰囲気を楽しめます。看板商品の「妖精の森」バームクーヘンはしっとりなめらかな食感で、店内で最も問い合わせの多い定番です。ほかにも「夢不思議」シュークリームや開拓おかきも人気です。

本館にはイートインスペースがあり、できたてのシュークリームやケーキをコーヒーとともに楽しめるので、長く歩いた後のひと休みにぴったりです。商品の多くは生菓子のため、早めに購入してなるべく早く食べるのがおすすめです。海外へ持ち帰る場合は、日持ちのするクッキー類を選び、溶けたり傷んだりして風味が落ちないようにしましょう。

大正硝子館:大正ロマンを感じるガラス雑貨

大正硝子館はその名の通り、日本の大正時代のロマンあふれる美意識を再現することを主軸としています。館内で販売されているガラスのコップ、風鈴、各種の生活雑貨は、やわらかな色合いと上品なデザインで、北一硝子の漁業工芸という背景とはまったく異なる路線です。堺町通り周辺に複数の別館が点在しています。

北一硝子の知名度と比べて、大正硝子館の商品は価格帯が手頃で、予算が限られていてもガラスの記念品を手に入れたい旅行者に向いています。館内では職人によるガラス吹きの実演が見られることも多く、時間があれば各別館のショーケースにも注目してみてください。思いがけない限定品が見つかることもあります。

三角市場:地元の海鮮丼が競い合う激戦区

三角市場は小樽駅のすぐそばにあり、地元の人が海鮮を買う昔ながらの市場で、観光客が新鮮な海鮮丼を味わうための定番スポットでもあります。市場内の老舗食堂の多くが、ウニ、いくら、カニをたっぷり使った丼を提供しており、価格は1,500円から3,000円ほどです。観光色の濃い堺町通りの店と比べても、コストパフォーマンスが優れていることが多いです。

市場内の有名店、たとえば滝波食堂では、食事時間帯に整理券を受け取って順番を待つことが多く、平日の昼でも行列になりがちです。正午前に早めに着くか、週末のピークを避けるのがおすすめです。長く待ちたくない場合は、市場周辺にも回転寿司が複数あるので代替案になり、同じく新鮮な北海道の海の幸を味わえます。

三角市場:地元の海鮮丼が競い合う激戦区
三角市場:地元の海鮮丼が競い合う激戦区(Photo: bryan… / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

天狗山:小樽の夜景を見下ろす、ミシュラン一つ星の名所

天狗山は小樽の最高地点で、ロープウェイで山頂に登ると小樽港と市街の灯りを一望できます。ミシュラン・ガイドで一つ星に選ばれた観光地で、ドラマ『First Love 初恋』のロケ地の一つでもあります。山頂には展望台とレストランがあり、夕日から夜景へと移り変わる様子を眺める夕方の時間帯に訪れるのがおすすめです。

山頂には天狗像も祀られており、天狗の鼻に触れると幸運が訪れるという言い伝えがあります。観光客の記念撮影の人気スポットです。天狗山へはJR小樽駅から送迎バスで約20分でロープウェイの山麓駅に着き、ロープウェイは片道約4分です。見学時間は最低でも1.5時間ほど見ておきましょう。冬は強風でロープウェイが運休になることがあるのでご注意ください。

天狗山
天狗山

小樽運河:「北のウォール街」の石造倉庫の夜景

小樽運河は小樽を代表するランドマークで、両側には明治・大正期に建てられた石造倉庫群が並びます。当時の金融と貿易の繁栄から「北のウォール街」と呼ばれました。特にご注意いただきたいのは、オルゴール堂から小樽運河まではかなり距離があり、徒歩約20分、距離は約1.6kmあるということです。一部のガイドにあるような隣接スポットではありませんので、行程を立てる際は歩く時間に余裕を見ておきましょう。

運河沿いで最も定番の撮影ポイントは浅草橋と中央橋の周辺です。夜になるとガス灯と倉庫群の水面への映り込みがとても魅力的です。遊覧船に乗って、水上から違った角度の運河の夜景を楽しむこともできます。時間が限られているなら、夕方に訪れると、夕日の余韻と灯りがともる景色の両方を捉えられます。

小樽運河
小樽運河

日和山灯台、旧手宮線跡、小樽水族館:郊外へ足を延ばすスポット

行程に余裕があれば、堺町通り周辺には足を延ばす価値のあるスポットがさらに3つあります。日和山灯台は岬の高台に建ち、日本海と小樽港の広大な景色を見下ろせる、夕日鑑賞に絶好の場所です。旧手宮線跡は運行を終えた鉄道の遺構で、線路と周辺の緑がレトロな散歩道をつくり、インスタグラムの人気撮影スポットとなっています。

小樽水族館はやや離れた祝津地区にあり、館内では珍しいイルカやアザラシのショーが行われています。小さな子ども連れの家族が半日の行程に組み込むのにも向いています。この3か所はいずれも別途の交通手段が必要です。小樽に1日以上滞在し時間に余裕があるときにだけ行程に加えるのがおすすめで、オルゴール堂や北一硝子という中心の行程と時間が重なって窮屈にならないようにしましょう。

日和山灯台、旧手宮線跡、小樽水族館
日和山灯台、旧手宮線跡、小樽水族館

小樽住吉神社:地域の信仰の中心とお守り

小樽住吉神社は、オルゴール堂本館がある住吉町に鎮座し、地元で長い歴史をもつ信仰の中心です。住吉三神を主祭神とし、航海と商売の安全を守護します。境内には古木が立ち並んで静かな雰囲気があり、にぎやかな周辺の商店街とは対照的です。歩き疲れたときのひと休みと参拝にぴったりです。

授与所では交通安全や商売繁盛をはじめ、さまざまなお守りを授与しています。御朱印をいただいて記念にすることもできます。小樽の地元の文化や信仰をより深く知りたい旅行者にとって、立ち寄る価値のある静かなスポットです。参拝は完全に無料で、行程の負担が増えることもありません。

2026年版 小樽オルゴール堂と北一硝子ガイド 費用はいくら? 入場料と体験料のまとめ

北海道・小樽で必ず訪れたい二大名所「小樽オルゴール堂(小樽オルゴール堂)」と「北一硝子(北一硝子三号館)」は、本館の見学自体はどちらも無料です。実際にお金がかかるのは、各種の手作り体験と、その場で買うお土産です。初めての個人旅行では予算の見積もりが難しいと心配される方も多いため、よくある費用項目、体験の価格帯、事前予約が必要かどうかをここにまとめました。小樽の半日または1日の行程の予算計画にお役立てください。

小樽オルゴール堂本館:入場無料の百年オルゴール博物館

小樽市住吉町4-1にある小樽オルゴール堂本館は、建物自体が1915年建造の赤レンガ造りで、外観だけでも撮影する価値があります。入館は完全無料で、館内には約3,200種類のオルゴールが展示されています。古い手回し式から現代の電子式まで何でもそろい、1周するのに約30〜45分かかります。

見学にチケットは不要ですが、館内で販売されているオルゴールの価格帯は大きく幅があります。小型の量産品は約1,500円から3,000円、手作りのオーダー品や限定品は2万円を超えることもあります。まず一通り見て好みを絞ってから買うかどうかを決めるのがおすすめです。館内では免税サービスもよく行われ、一定金額以上の購入で免税手続きができます。

小樽オルゴール堂本館
小樽オルゴール堂本館

オルゴールDIY手作り体験:自分だけの記念品を組み立てる

2号館の手作り体験工房ではオルゴールのDIYコースを提供しており、費用は選ぶオルゴールのケースとムーブメントによって異なり、約2,000円からです。体験時間は約40〜60分で、スタッフが英語または簡単な日本語で組み立て手順を教えてくれるため、まったくの未経験でも取り組めます。

この体験は親子やカップルの旅行者にぴったりで、完成品はそのまま持ち帰れます。店内の完成品よりも思い出深いお土産になります。繁忙期(たとえば夏休み・冬休みやクリスマス前後)は、公式サイトまたは現地で早めに時間枠を予約し、1時間以上の待ちを避けることをおすすめします。

オルゴールDIY手作り体験
オルゴールDIY手作り体験

北一硝子三号館:入場無料のガラス工芸の殿堂

小樽市堺町7-26にある北一硝子三号館も、同じく無料で見学できます。館内では167灯の石油ランプがつくるロマンチックな灯りの雰囲気が、必ず撮りたい場面です。1周するのに約30分で、夜に灯りがともるとさらに魅力が増します。

ガラスのコップ、風鈴、ガラスの装飾品の価格は、500円の小さな小物から、数万円の手吹きの花瓶までさまざまです。2,000円から5,000円ほどを目安にすれば、質の良いお土産を選べます。館内併設の北一硝子三号館のカフェ「北一ホール」での食事は約1,000円から2,000円で、アフタヌーンティーの場所として選ぶ人も多くいます。

北一硝子三号館
北一硝子三号館

北一硝子のガラス吹き体験:世界に一つだけのグラスを自分の手で

北一硝子の近くにある体験工房(例:小樽ガラス工芸館や北一硝子体験教室)では、吹きガラスやサンドブラスト彫刻などのコースを提供しています。費用は内容によって、サンドブラストのグラス体験の2,500円から、吹きガラスのグラス体験の5,000円から8,000円までさまざまで、全体の所要時間は約40〜90分です。

吹きガラス体験では、職人が横で吹き竿や型の扱いを手伝ってくれます。完成後に冷ます時間が必要なため、通常は当日の持ち帰りはできません。多くの工房では郵送サービス(別途送料約500円から1,000円)や翌日の受け取りに対応しています。この体験は手作りが好きで、ほかにはない記念品を残したい旅行者にぴったりで、カップルや家族旅行の特別な思い出としてもよく選ばれています。

北一硝子のガラス吹き体験
北一硝子のガラス吹き体験

小樽運河周辺のパッケージツアー:オルゴール堂と北一硝子を1日観光に組み込む

交通や段取りを自分で組みたくない場合は、KKdayやKlookに「小樽1日観光」や「小樽運河・オルゴール堂・北一硝子」のパッケージツアーが複数あります。価格は出発日やプランによって異なり、通常は札幌市内から出発し、往復送迎とガイド解説が付いて、1日で小樽運河、オルゴール堂、北一硝子、寿司屋通りを回れます。

この種のツアーは、自分で運転したくない人や、バスの時刻を調べる手間を省きたい人に向いています。欠点は体験の時間が比較的固定されていることで、DIYコースは別途追加の申し込みが必要です。もっと自由にゆっくり回りたい場合は、JRに乗って自分で時間を組むこともできます。通常は交通費が約1,000円から2,000円ほどで、札幌と小樽を往復できます。

小樽運河周辺のパッケージツアー:オルゴール堂と北一硝子を1日観光に組み込む
小樽運河周辺のパッケージツアー:オルゴール堂と北一硝子を1日観光に組み込む(Photo: Tan Wei Liang Byorn / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons)

2026年版 小樽オルゴール堂と北一硝子ガイド 近くの宿泊先は? 泊まるエリアの提案

小樽駅周辺か札幌市内か:泊まるエリアの選び方

ゆっくり過ごして往復の慌ただしさを避けたいなら、小樽駅または南小樽駅周辺に1泊するのがおすすめです。翌朝は観光客が大挙して訪れる前に、オルゴール堂や北一硝子の早朝の雰囲気をのんびり体験でき、特に北一硝子三号館の石油ランプの点灯の儀式を間近で見ることができます。半日または1日だけの行程であれば、交通が便利で選択肢も多い札幌市内に泊まるのがおすすめです。所要時間は約30〜40分で、帰りに札幌の夜の街やグルメも楽しめます。

どのエリアに泊まるにしても、冬に訪れる際は滑りにくい靴と防寒着を用意しましょう。小樽の坂道や石畳は雪で凍ると非常に滑りやすくなります。また、雪の季節には一部の店舗や体験施設が早めに閉まることにもご注意ください。

よくある質問

Q:小樽オルゴール堂本館の入場料はいくらですか?

本館は入館無料で、チケットを購入せずに自由に見学できます。別料金がかかるのはDIYの手作りオルゴール体験のみで、約2,000円からです。

Q:北一硝子三号館は何時まで開いていますか?

三号館の各フロアの現在の営業時間は10:00から18:00です。併設の北一ホールの時間は別途ご確認ください。実際の営業時間は北一硝子の公式サイト(kitaichiglass.co.jp)の告知に従ってください。

Q:札幌から小樽へ行くいちばん便利な方法は?

JR函館本線の快速がおすすめです。所要時間は約30〜40分、片道約800円で、南小樽駅で降りるのがいちばん楽です。

Q:小樽オルゴール堂と北一硝子に行くのに、いちばん良い季節は?

4〜5月の花見と9〜10月の紅葉の時期は気候が穏やかでおすすめです。冬は寒いものの、小樽雪あかりの路などの限定のお祭りの雰囲気を楽しめます。

Q:北一硝子の石油ランプの点灯の儀式は何時から始まりますか?

三号館の北一ホールでは、毎日午前8:45ごろから職人が167灯の石油ランプを順に点灯します。早めに到着して見学することをおすすめします。

Q:オルゴール堂本館にベビーカーで入れますか?

おすすめしません。館内は通路が狭く、すべて割れ物のため、抱っこひもに切り替え、大きなリュックの持ち込みも避けることを強くおすすめします。

Q:小樽オルゴール堂は小樽運河から遠いですか?

二つの場所は隣接しておらず、実際の徒歩は約20分、距離は約1.6kmです。行程を立てる際は、歩く時間に十分な余裕を見てください。