箱根観光ガイド2026:必見の自然絶景、美術館、アクセスをまとめて解説

Explore Owakudani Valley – Hakone's Fiery Hot Springs & Fuji
Explore Owakudani Valley – Hakone’s Fiery Hot Springs & Fuji

箱根は神奈川県にある、東京近郊で最も人気の温泉地です。火山地形、芦ノ湖、数多くの美術館があり、1〜2日の旅程に向いています。特にご注意ください。有名スポットだった「星の王子さまミュージアム」は2023年に正式に閉館しました。旅程には入れないようにしてください。以下では、箱根の必見スポットを厳選し、開館時間、入場料、ベストシーズンなどの実用情報もあわせてご紹介します。

箱根神社/箱根元宮

箱根神社は1200年以上の歴史を持ち、芦ノ湖畔に立つ「水上の赤い平和の鳥居」は箱根で最も人気のインスタ映えスポットであり、必ず訪れたい神社です。主祭神は箱根大神で、境内のほかに本宮の「箱根元宮」が駒ヶ岳山頂にあり、参拝にはロープウェイで向かう必要があります。

境内ではお守りと御朱印を授与しており、休日は30分以上の行列になることも多いため、平日の朝の参拝がおすすめです。境内の参拝は無料で、授与所は約8:15〜17:00、宝物殿は9:00〜16:00(拝観料は大人500円)、元宮の開放時間は季節によって調整されます。

箱根神社/箱根元宮
箱根神社/箱根元宮

彫刻の森美術館

彫刻の森美術館は日本初の大規模な野外美術館で、100点を超える巨匠の彫刻が自然の景観に溶け込んでいます。園内のカラフルな回転ガラスの塔(シンフォニー彫刻)は必ず撮りたいランドマークで、天然温泉の足湯も併設されており、休憩にぴったりです。

箱根登山鉄道の「彫刻の森駅」から徒歩2分です。開館時間は9:00〜17:00、大人2,000円、高校生・大学生1,600円、小・中学生800円。2時間以上かけてじっくり見学することをおすすめします。

彫刻の森美術館
彫刻の森美術館

箱根美術館

箱根美術館は、美しい日本庭園「苔庭」で知られ、約130種類の苔と数百本のモミジがあります。秋の11月には紅葉と緑の苔が織りなす景色が国の名勝に指定されており、箱根で最高の紅葉スポットです。館内には日本の陶磁器の豊富なコレクションも展示されています。

強羅公園から徒歩約5分です。館の改修工事のため2026年10月29日まで全面休館、10月30日からプレオープン、12月23日に正式リニューアルオープンの予定で、入館料は公式サイトでご確認ください。通常は9:30〜16:30開館(12〜3月は16:00まで)、木曜休館です。

箱根美術館
箱根美術館

強羅公園

強羅公園は日本初のフランス式庭園で、園内のバラ園、噴水池、熱帯植物館は四季それぞれに異なる表情を見せます。陶芸、吹きガラス、押し花などの伝統工芸を体験できる手づくり工房もあります。

箱根登山鉄道の「強羅駅」から徒歩約5分です。開園時間は3〜11月が9:00〜17:00、12〜2月が9:30〜16:30(最終入園は閉園の30分前)、大人650円(2024年4月〜)で、箱根フリーパスがあれば入園無料です。お子さま連れにも向いています。

強羅公園
強羅公園

恩賜箱根公園

恩賜箱根公園はかつて皇室の離宮があった場所で、現在は一般に無料で公開されています。湖畔の遊歩道では、芦ノ湖と富士山を一緒に写真に収められるので、写真好きの方には必見です。園内の湖畔展望館からは、芦ノ湖の景色を一望できます。

元箱根港から徒歩約10分、通年開園で入園無料です。日没前に訪れると、黄金色の光と影を撮影できておすすめです。

恩賜箱根公園
恩賜箱根公園

箱根駒ヶ岳ロープウェー

箱根駒ヶ岳ロープウェーは箱根園と駒ヶ岳山頂を結び、乗車時間はわずか約7分。山頂には展望台と箱根元宮があり、晴れた日には芦ノ湖、富士山、相模湾を360度見渡せる、箱根で最もスケールの大きな空中散歩を体験できます。

始発は9:00、上り最終は16:30(天候と季節により調整)。往復料金は大人2,200円で、晴れて雲のない午前中の時間帯に乗るのがおすすめです。

箱根駒ヶ岳ロープウェー
箱根駒ヶ岳ロープウェー

仙石原すすき草原

仙石原すすき草原は箱根の秋を代表する景色です。毎年9月下旬から11月上旬にかけて、金色のすすきが風に揺れ、遠くの山々と夢のような光景をつくり出します。写真好きに人気の秋のスポットのひとつです。

箱根湯本からバスで約40分、通年見学でき無料です。夕暮れ時に訪れると、夕日に染まるすすきの景色を撮影できておすすめです。

仙石原すすき草原
仙石原すすき草原

箱根小涌園 ユネッサン

箱根小涌園 ユネッサンは露天風呂とウォーターパークを組み合わせた施設で、テーマ別の風呂やウォータースライダーがあり、ファミリーにもカップルにも向いています。箱根で日帰りでも温泉の楽しさを体験できる数少ない複合施設です。

平日は10:00〜18:00、土日祝は9:00〜19:00営業。料金は日によって異なるため公式サイトでご確認ください。半日ほど時間をとって思い切り遊ぶのがおすすめです。

箱根小涌園 ユネッサン
箱根小涌園 ユネッサン
熱海観光ガイド2026:伊豆山神社のパワースポット巡り、大室山の自然美、アクセスをまとめて解説

熱海観光ガイド2026:伊豆山神社のパワースポット巡り、大室山の自然美、アクセスをまとめて解説

熱海観光ガイド2026を完全まとめ:東京から新幹線で45分の直通アクセス。伊豆山神社、來宮神社などのパワースポット、大室山、城ヶ崎海岸の自然美、MOA美術館と熱海城の文化的見どころを紹介し、アクセス方法、入場料、日帰りモデルコースの例を掲載し、

箱根へはどう行く?2026年 箱根のアクセスとフリーパス完全ガイド

東京から箱根へ行く最も便利な方法は小田急線に乗ることです。到着後は、登山電車、ケーブルカー、海賊船を使って観光スポットを巡ります。お得な「箱根フリーパス」を買えば、ほとんどの交通機関が1枚で乗り放題になるため、旅程を立てる前に最も大切なステップです。

箱根へのアクセスを一目でチェック

  • 🎫 箱根フリーパス:2日券7,100円、3日券7,500円で、登山電車、ケーブルカー、海賊船、バスが乗り放題。小田急トラベルサービスセンター新宿で購入できます。

  • 🚃 小田急ロマンスカー:新宿から箱根湯本まで直通、所要時間約85分、特急券は約1,200円。公式サイトで早めの予約をおすすめします。

  • 🚞 箱根登山電車:箱根湯本から強羅まで、所要時間約40分、沿線のあじさいが美しく、フリーパスがあれば無料です。

  • 🚡 箱根登山ケーブルカー:強羅から早雲山まで、所要時間約10分、本数が多く、フリーパスがあれば無料です。

  • 🚠 箱根ロープウェイ:早雲山から桃源台まで、途中の大涌谷から富士山を遠望でき、全長約4km、フリーパスがあれば無料です。

  • 🚢 箱根海賊船:桃源台、箱根町、元箱根港の間を往復し、芦ノ湖から富士山の景色を楽しめます。片道は大人で区間により約600〜1,700円、フリーパスがあれば無料です。

箱根フリーパス
箱根フリーパス

2026年 箱根の必見スポットは?大涌谷、芦ノ湖、神社と美術館を徹底解説

箱根は神奈川県西部に位置し、富士箱根伊豆国立公園の中核エリアです。江戸時代から温泉地として知られ、現在では火山地形、湖の景色、世界レベルの美術館が組み合わさり、東京近郊で最も人気の日帰り・1泊2日の旅行先となっています。以下では、箱根の必見スポットを8か所厳選しました。大涌谷の硫黄の蒸気、芦ノ湖の遊覧船の景色から、箱根神社の朱色の鳥居、彫刻の森美術館の野外アートまで、箱根の自然と文化の魅力をまとめて楽しめます。

大涌谷

大涌谷は約3000年前の噴火で形成された箱根の火山景観で、今も硫黄の蒸気が噴き出しています。ロープウェイの中継駅でもあり、晴れた日には富士山を遠望できます。

名物の「黒たまご」は80度の温泉で蒸し茹でにされ、殻が黒くなります。1袋約500円で玉子茶屋で販売されており、電子マネーとクレジットカードのみ利用できます。

滞在時間は1〜1.5時間がおすすめで、営業時間は9:00〜16:00、展望台は無料です。警戒レベルが上がると閉鎖される恐れがあるため、公式サイトでご確認ください。足元の滑りやすさと硫黄のにおいにご注意ください。妊娠中の方や呼吸器が敏感な方は、滞在時間を短くするのがおすすめです。

大涌谷
大涌谷

芦ノ湖

芦ノ湖は箱根の火山噴火によってできた堰止湖で、湖面に富士山が映る景色が定番です。周辺には箱根町港、元箱根港、桃源台港があります。海賊船をかたどった遊覧船で湖を巡ることができ、料金は区間により約600〜1,700円、所要時間は25〜40分。湖面が穏やかで視界のよい午前中の乗船がおすすめです。秋(11月中旬)は紅葉と雪を頂いた富士山が重なり、絶景になります。

滞在時間は2〜3時間がおすすめです。湖畔の散策と、箱根神社の水上の鳥居(水上の赤い平和の鳥居)での撮影を組み合わせてください。箱根の定番フォトスポットです。湖畔のレストランでは郷土料理が味わえ、ランチに向いています。

芦ノ湖
芦ノ湖

箱根神社

箱根神社は757年の創建で、箱根大神を祀る、関東でも歴史あるパワースポットです。古くから武将が勝利と交通安全を祈願した場所で、参道沿いには杉の木が立ち並び、厳かな雰囲気です。

有名な「平和の鳥居」は芦ノ湖の中に立ち、人気のフォトスポットです。人出を避けて湖面に映る美しい姿を撮影するため、早朝7〜8時前の訪問をおすすめします。

神社の授与所では、交通安全のお守り(800円)、勝運のお守り、御朱印(500円)を授与しています。滞在時間は1時間がおすすめです。境内の参拝は無料で、授与所は約8:15〜17:00、宝物殿(9:00〜16:00)の拝観料は500円です。

箱根神社
箱根神社

箱根・彫刻の森美術館

彫刻の森美術館は1969年に開館した日本初の野外彫刻美術館で、敷地面積は約7万㎡。世界各国の彫刻家の作品が120点以上展示されており、ピカソ館には油彩、彫刻、陶芸作品が約300点収蔵されています。

野外展示エリアは山の斜面の地形に合わせて複数のテーマエリアに分かれており、「森の中の彫刻」や「子どもの王国のネット型彫刻」など、大人も子どもも自然の中でアートに親しめます。館内には温泉の足湯もあり、歩き疲れたら足を温めて休憩できます。

滞在時間は2〜2.5時間がおすすめです。入館料は大人2,000円、高校生・大学生1,600円、小・中学生800円。開館時間は9:00〜17:00(最終入館16:30)、所在地は神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121で、箱根登山電車の彫刻の森駅の近くにあり、アクセスも便利です。

箱根・彫刻の森美術館
箱根・彫刻の森美術館

箱根ガラスの森美術館

日本初のヴェネチアン・グラス専門美術館で、園内にはイタリアの水の都の風情が再現され、ラベンダーとバラが植えられています。水晶ガラスの橋「光の回廊」は人気のフォトスポットで、光と影の変化を撮影するため、夕方前の訪問をおすすめします。ヴェネチアンとモダンの2つのガラス展示エリアに分かれ、15〜18世紀の工芸の名品を展示しているほか、ガラス体験工房(約2000円〜)もあります。入館料は大人1800円、開館時間は10:00〜17:30(最終入館17:00)、所在地は神奈川県足柄下郡仙石原940-48で、滞在時間は1.5〜2時間がおすすめです。

箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館

箱根小涌園 ユネッサン

ユネッサンは水着で入る温泉と伝統的な湯屋を組み合わせた施設で、水着のまま楽しめるワイン風呂、コーヒー風呂、酒風呂で知られ、ファミリーや海外からの旅行者に向いています。園内は水着エリアのユネッサンと、伝統的な裸で入る温泉エリアの森の湯に分かれ、両エリアは別々にチケットを購入できます。料金は日によって変動するため公式サイトでご確認ください。滞在時間は2〜3時間がおすすめです。営業時間はユネッサンが平日10:00〜18:00、土日祝9:00〜19:00、森の湯が11:00〜20:00。所在地:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297。水着は持参するか、現地でレンタルするのがおすすめです。

箱根小涌園 ユネッサン
箱根小涌園 ユネッサン

箱根ロープウェイ

箱根ロープウェイは早雲山、大涌谷、桃源台を結び、全長約4km。箱根の火山地形と富士山の全景を楽しめる絶好のスポットです。大涌谷の上空を通り、煙を上げる火山の噴気孔を見下ろせる迫力ある景観が魅力。晴れた日には、富士山、芦ノ湖、連なる山々を望めます。

全線の所要時間は約30分(各区間約10分、途中下車は別途)。片道料金は区間によって異なります(公式サイトに掲載)。箱根フリーパスがあれば無料で乗車できます。営業時間は2〜11月が9:00〜17:00、12〜1月が9:00〜16:15で、強風や火山警戒により運休になる場合があります。

箱根ロープウェイ
箱根ロープウェイ

成川美術館

成川美術館は元箱根の高台にあり、500点以上の日本画を収蔵し、東山魁夷、平山郁夫などの巨匠の真筆も含まれます。展望室の大きな窓には芦ノ湖と富士山の景色が絵のように収まり、「箱根で最も美しい眺めの美術館」と呼ばれています。

館内のカフェでは、お茶を味わいながら四季の湖と山の景色を楽しめます。滞在時間は1〜1.5時間がおすすめで、入館料は大人1500円、高校生・大学生1000円、小・中学生500円、開館時間は9:00〜17:00、所在地は神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570で、近くの箱根神社と合わせて見学できます。

成川美術館
成川美術館

箱根旅行の費用はいくら?入場料、体験ツアー、フリーパスの費用まとめ

箱根旅行を計画するとき、最も頭を悩ませるのが交通費と入場料の見積もりです。箱根は広く、見どころが芦ノ湖、大涌谷、強羅、仙石原などに分散しているため、チケットの仕組みを先に理解しておかないと、乗車券や入場券をバラバラに買うだけでかなりの無駄な出費になりかねません。ここでは、箱根フリーパス、芦ノ湖の海賊船、大涌谷のロープウェイ、彫刻の森美術館など、必ず必要になる費用項目をまとめました。出発前に目安をつかめるうえ、ネットで事前予約すれば現地でチケットを買う行列の時間も節約できます。

箱根フリーパス(Hakone Free Pass)

箱根フリーパスには2日券(約7,100円)と3日券(約7,500円、新宿発)があり、登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船、一部のバスが乗り放題になります。

パスを提示すると、彫刻の森美術館、箱根美術館など70か所以上で優待が受けられ、1泊2日の旅行に向いています。KKdayやKlookで電子チケットを購入し、新宿駅で実物のチケットに引き換えれば、並ぶ手間が省けます。

日帰り往復の場合は、「箱根&富士山フリーパス」に切り替えるか、片道乗車券に単独の入場券を組み合わせるなど、日数に応じてお得な組み合わせを計算するのがおすすめです。

箱根フリーパス(Hakone Free Pass)
箱根フリーパス(Hakone Free Pass)

大涌谷の黒たまごとロープウェイ

箱根ロープウェイで早雲山から大涌谷まで約8分。硫黄の噴煙や富士山が見えます(フリーパスがあれば無料)。

名物の黒たまご(1袋約500円)は、1個食べると寿命が7年延びると言われています。

大涌谷自然研究路は引率入場制で、公式サイトからの予約制となり、現地での購入はできません。安全協力費として800円(電子決済)がかかります。毎日10:00、11:30、13:00、14:30の4回、各回30名限定で、20分前までに黒たまご館1階で受付してください。ロープウェイ売店の営業時間は9:00〜17:00です。

大涌谷の黒たまごとロープウェイ
大涌谷の黒たまごとロープウェイ

芦ノ湖の海賊遊覧船

芦ノ湖の海賊船は箱根で人気の湖上交通で、外観は18世紀のヨーロッパの海賊船をモチーフにしています。桃源台、箱根町、元箱根の3つの港の間を運航し、片道は大人で区間により約600〜1,700円(2025年10月から新運賃)、箱根フリーパスがあれば無料で乗船できます。乗船時間は25〜40分で、晴れた日には湖面に映る富士山が見え、湖畔の箱根神社の水上の鳥居も人気の撮影スポットです。視界がよく観光客も少ない午前中の乗船がおすすめです。運航時間は約9時30分から午後4時まで、冬は本数が減るため、事前に時刻表を調べ、ロープウェイやバスとの接続を確認して、長い待ち時間を避けましょう。

芦ノ湖の海賊遊覧船
芦ノ湖の海賊遊覧船

彫刻の森美術館 入場券

彫刻の森美術館は強羅にある日本初の野外彫刻美術館で、敷地面積は約7万㎡。ピカソ、ヘンリー・ムーアなどの巨匠の作品を展示しています。入館料は大人2,000円、高校生・大学生1,600円、小・中学生800円で、箱根フリーパスがあれば割引が受けられます。

園内には立体迷路、ステンドグラスのトンネル「幸福の鐘のタワー」、足湯「森の湯」があり、ファミリーやカップルが半日のんびり過ごすのに向いています。

開館時間は午前9時から午後5時(最終入館4時30分)、年中無休で、見学時間は2時間ほど確保するのがおすすめです。

彫刻の森美術館 入場券
彫刻の森美術館 入場券

箱根の宿おすすめ:温泉旅館の選び方と1泊2食の過ごし方

箱根は広く、見どころは箱根湯本、強羅、仙石原、芦ノ湖周辺に分散しています。日帰りの場合、1日に回れるのは多くても2〜3か所の主要スポットまで。1泊すればゆったり楽しめるだけでなく、箱根を代表する「1泊2食」の温泉旅館文化も体験できます。宿泊料金には上質な懐石の夕食と和朝食が含まれ、夜は部屋のお風呂や大浴場でゆっくり温泉につかれます。以下ではエリア別に箱根の宿を整理しましたので、旅程の動線に合わせて拠点を選んでください。

箱根湯本:初めての方におすすめ、アクセスが最も便利

箱根湯本は箱根登山鉄道の起点であり、小田急ロマンスカーの直通終点でもあります。新宿から約80〜85分で到着でき、周辺には温泉旅館と商店街が集まっています。初めての箱根旅行で、荷物を持っての乗り換えなしに楽に到着したい方に最適な宿泊エリアです。

難点は、大涌谷や芦ノ湖などの主要スポットから遠く、翌日も登山電車やバスで向かう必要があることです。人混みを避けるため、朝早く出発することをおすすめします。

箱根湯本の温泉街のイメージ
箱根湯本の温泉街のイメージ

強羅・仙石原:美術館とすすき草原に近い

強羅と仙石原のあたりは、彫刻の森美術館、箱根ガラスの森美術館、仙石原すすき草原に近く、多くの温泉旅館が富士山や山林の景色を望む露天風呂を提供しています。美術館巡り、秋のすすき、夏のあじさいを楽しみたい方に向いています。宿泊後は翌日、徒歩またはバスで周辺のスポットへ直接向かえるため、移動の往復時間を省けます。

強羅・仙石原エリアのイメージ
強羅・仙石原エリアのイメージ

芦ノ湖畔:湖と富士山の眺めを最前列で

元箱根・箱根町のあたりは芦ノ湖に面しており、一部の温泉旅館やホテルには、富士山や湖を正面に望む露天風呂があります。眺望を重視し、宿泊予算が高めでも構わない方に向いています。夜は星空と湖面に映る景色を楽しめ、翌日は徒歩で箱根神社や海賊船の港に行けるため、旅程のつながりもとてもスムーズです。

元箱根港や箱根町港から海賊遊覧船で桃源台との間を往復でき、航行時間は約25〜40分。箱根フリーパスがあれば無料で乗船でき、宿泊中に芦ノ湖の遊覧船を組み込むのもとても便利です。

芦ノ湖畔の富士山の眺めのイメージ
芦ノ湖畔の富士山の眺めのイメージ

1泊2食の文化と予約のちょっとした注意点

箱根の温泉旅館の多くは「1泊2食」制で、宿泊料金に夕食と朝食が含まれています。夕食は懐石料理やビュッフェ形式が多く、旅館によっては無料の夜鳴きそばを提供するところもあります。閑散期は1人1泊あたり平均約20,000円〜、繁忙期(紅葉シーズン、年末年始、ゴールデンウィーク)は料金が倍になることも多く、1〜2か月前の予約が必要です。予約の際は「チェックイン/チェックアウト時間」(15:00チェックイン、10:00チェックアウトが多い)と「税金・入湯税が含まれているか」に注意し、客室に専用の風呂があるかも確認しましょう。混雑が苦手な方は平日の宿泊を優先するのがおすすめです。

1泊2食の懐石料理のイメージ
1泊2食の懐石料理のイメージ

箱根の日帰りと1泊2日:定番ルートのモデルプラン

箱根の見どころは複数の交通機関にまたがって分散しているため、「箱根フリーパス」を使って登山電車、ケーブルカー、海賊船をつなぐのが、動線を組むうえで最も効率的な方法です。以下に、日帰りと1泊2日の2つのルートを提案します。日数に応じて柔軟に調整してください。

箱根日帰りの定番ルート

箱根湯本駅発 → 箱根登山電車で強羅駅へ(約40分、沿線のあじさいのトンネルを楽しめます)→ 登山ケーブルカーに乗り換えて早雲山駅へ。無料の足湯展望台「cu-mo箱根」から山並みを眺める → ロープウェイで大涌谷駅へ。火山地形を見学し、黒たまごを味わう(自然研究路は予約が必要)→ 再びロープウェイで桃源台港へ。海賊遊覧船に乗り換えて芦ノ湖を遊覧し元箱根港へ → 徒歩で箱根神社の水上の鳥居を見学し、夕方にバスで箱根湯本または新宿へ戻る。全行程は約8〜9時間で、8時前の出発がおすすめです。

箱根日帰り:芦ノ湖の海賊遊覧船のイメージ
箱根日帰り:芦ノ湖の海賊遊覧船のイメージ

箱根1泊2日のルート

1日目は強羅公園、彫刻の森美術館、箱根ガラスの森美術館などのアートスポットを回り、夕方に強羅または仙石原の温泉旅館にチェックインして1泊2食を楽しみます。2日目に大涌谷、芦ノ湖、箱根神社を訪れ、ケーブルカーと海賊船の交通ルートをひと通り巡ってから東京へ戻れば、箱根の自然と文化の魅力をよりゆったりと深く体験でき、日帰りの詰め込みすぎで駆け足になることを避けられます。

箱根1泊2日:強羅公園の庭園のイメージ
箱根1泊2日:強羅公園の庭園のイメージ

cu-mo箱根:早雲山駅の無料足湯展望台

cu-mo箱根は、箱根登山ケーブルカーとロープウェイの乗り換え駅「早雲山駅」の2階にあり、標高は約757m。無料で利用できる屋外の足湯展望テラスがあり、足湯につかりながら箱根の外輪山や相模湾の景色を眺められます。ケーブルカーの乗り換えの合間に立ち寄って休憩するのに絶好の場所で、館内にはショップとカフェもあり、約250種類の箱根限定のお土産を販売しています。

cu-mo箱根の足湯展望台のイメージ
cu-mo箱根の足湯展望台のイメージ

2026年 箱根旅行のよくある質問まとめ

ここでは、旅行者が最もよく検索する箱根旅行の質問をまとめました。チケット料金、アクセス方法、ベストシーズンなどの実用情報を紹介します。

Q:箱根フリーパスはいくら?どこで買える?

新宿発の2日券は7,100円、3日券は7,500円(小田原発は6,000円と6,400円)で、小田急トラベルサービスセンター新宿、箱根湯本駅、または公式サイトでの事前オンライン購入が可能です。

Q:箱根神社の拝観料はいくら?

箱根神社の境内の参拝は無料で、宝物殿の拝観料は大人500円です。駒ヶ岳山頂の箱根元宮へは、別途駒ヶ岳ロープウェーに乗る必要があり、往復約2200円です。

Q:大涌谷自然研究路は予約が必要?

必要です。大涌谷自然研究路は「引率入場」制度に変更されており、公式のオンラインシステム(hakone.or.jp/od-booking)で事前に回を予約する必要があります。現地での行列やチケット購入はできず、1人あたり別途800円の安全協力費(電子決済のみ)がかかります。火山の警戒レベルが上がった場合は一時的に閉鎖されることもあるため、出発前に公式サイトのお知らせを確認してください。

Q:箱根の星の王子さまミュージアムはまだ見学できる?

できません。箱根の星の王子さまミュージアムは2023年3月31日に正式に閉館しました。箱根の旅程を立てる際は、無駄足にならないよう、このスポットを予定表に入れないでください。

Q:箱根のベストシーズンはいつ?

6月のあじさい、11月の紅葉、9〜11月の仙石原すすき草原が、箱根で最も人気のある3つのシーズンです。冬は富士山の雪景色を楽しめ、四季それぞれに魅力があります。

Q:箱根は日帰りと1泊、どちらが向いている?

大涌谷と芦ノ湖をざっと見て回るだけなら日帰りで十分です。温泉旅館やより多くの美術館を体験したい場合は、箱根の魅力を存分に味わうため、1泊することをおすすめします。

2026年 箱根フリーパス徹底ガイド:料金、交通機関、購入方法、おすすめプラン

2026年 箱根フリーパス徹底ガイド:料金、交通機関、購入方法、おすすめプラン

2026年の箱根フリーパスの最新料金を詳しく解説

Q:東京から箱根までどのくらいかかる?

小田急ロマンスカーで新宿から箱根湯本まで直通で約85分(特急券は大人1,200円)。乗り換えなしで箱根の玄関口に到着でき、箱根への往復で最も速く便利な交通手段です。